イーオンズ・エンド:追放されしもの|ルール&レビュー【ボードゲーム】

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イーオンズ・エンド 追放されしもの アイキャッチ
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こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回は2025年6月に発売された『イーオンズ・エンド』シリーズの新作『イーオンズ・エンド:追放されしもの』を紹介します。

過去作の『新たな時代』に引き続きプチレガシー要素搭載。

コンポーネントが徐々に開封されていくワクワク感が再び味わえます。

つるけら
つるけら

プチレガシー大好き

こんな方におすすめ
  • イーオンズ・エンドが好き
  • 新たな時代をプレイ済
  • レガシーシステムを味わいたい
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『追放されしもの』ゲーム情報

追放されしもの パッケージ
タイトルイーオンズ・エンド:追放されしもの
デザイナーKevin Riley, Nick Little, Sydney Engelstein
プレイ人数1~4人
プレイ時間60分
対象年齢14歳以上
販売元アークライト

『追放されしもの』拡張要素

『追放されしもの』の拡張要素として

  • プチレガシー
  • 新たなネメシス
  • 呪詛デッキと霊体
  • キャラクターの追加
  • プレイヤーカードの追加

があります。

また、本作は独立拡張なのでこれ単体でプレイすることが可能です。

もちろん、過去作と組み合わせて楽しむこともできます。

気軽に楽しめるプチレガシー要素

『追放されしもの』は過去作『新たな時代』と同じくプチレガシー要素が搭載されています。

プチレガシー要素

そのため、ほとんどのコンポーネントは封印されており、ゲームを進めることでそれらが開放されていきます。

今作でもコンポーネントの破壊等はないため、一度プレイした後でも元に戻すことが可能です。

新たなネメシスと新要素「呪詛カード」「霊体」

プレイヤーが戦うネメシスが複数追加されました。

新たなネメシス

ゲーム開始時点では「実験体153」しかおりませんが、ゲームを進めることで残りのネメシスも姿を現します。

そして、ネメシス関連の新要素として「呪詛デッキ」と「霊体」があります。

デッキ構築を阻む「呪詛デッキ」

呪詛デッキ

呪詛デッキ」は本作から追加されて要素で、ネメシスのアタックによってプレイヤーに加わるカードたちです。

『ドミニオン』で言う「呪い」のような立ち位置で、プレイヤーのデッキ構築を阻みます

手が回らなくなる前にとっとと破壊しておきたいところ。

呪文ダメージが通らない「霊体」

霊体

霊体」は本作から追加されたミニオンに関する新要素です。

霊体を持つミニオンは、能力や呪文によるダメージが全て1になります。

その代わり、エーテルを支払うことでその分のダメージを与えることができるのです。

これにより、ゲーム終盤でもエーテルを多めに持っておく重要度が高くなりました。

4人の初期キャラクター

『追放されしもの』では初期から使えるキャラクターが4人います。

追加キャラクター

「タクレン」と「ザーナ」は過去作でも登場していましたね。

その他のキャラクターはネメシスと同様、ゲームを進めることでどんどん開放されていきます。

プレイ難易度が裏面に書かれているので、自身のゲームの腕前に応じてキャラクターを選択しましょう。

また、本作ではキャラクター追加以外にも味方陣営に関する要素があります。

ネタバレになるため言及はしませんが、間違いなくゲームを面白くする要素なので、ぜひ自身の目で確かめてください。

9種類のプレイヤーカード

ゲーム中に獲得できるプレイヤーカードは、初期段階では9種類

追加プレイヤーカード

そのため、初回のネメシス戦ではサプライ完全固定でおこないます。

そして、ゲームを進めることでカードの種類がどんどん増えていきます。

『追放されしもの』レビュー

『追放されしもの』のレビューです。ソロプレイでおこないました。

プチレガシー要素が再び楽しめる

レビュー プチレガシー要素

『新たな時代』で好評だったプチレガシー要素が続投されたのが非常に嬉しいです。

わたし自身、コンポーネントを破壊したりするレガシーシステムには抵抗があるため、それを気軽に味わえるのはありがたいんですよね。

封筒やカード束を開放するワクワク感。そして、追加されたボードやカードを眺めてあれやこれやを考える時間が何より楽しい時間です。

開けたい欲をグッと堪え、きちんとゲーム指示の通りにプレイしていきます。

読み応え抜群のストーリー

レビュー ストーリー

『追放されしもの』でもしっかりと作り込まれたストーリーが書かれています。

わたしは『イーオンズ・エンド:レガシー』が未プレイのため、ストーリーの詳しい繋がりは分かっていないのですが、それでも十分に世界観に入り込むことができました。

上に挙げたプチレガシー要素と同様に、先へ読み進めたい気持ちをグッと堪えて想定通りのプレイをしていきます。

あと、本作からはストーリーの媒体が冊子になり読みやすくなりました。

プレイ難易度が高めのキャラクターとカード

レビュー 難易度高め

『追放されしもの』で追加された4人の初期キャラクターたちは、いずれも仲間に関する能力を持っており、他プレイヤーといかに協力するかが大事になります。

そのため、今までのキャラクターと比べてもプレイ難易度が高めだと感じました。

プレイヤーカードに関しても、コンボ前提のようなデザインとなっており、単体ではなく組み合わせでどう強いかを考える必要があります。

最初のネメシスならゴリ押しでも倒せますが、ゲームが進むと通用しなくなるでしょう。

プレイヤーの腕前が試されます。

プレイ前にスリーブを付けよう

『イーオンズ・エンド』は多くのカードを使うゲームです。

キズや汚れからカードを守るために事前にスリーブに入れておきましょう

ホビーベース社のTCGサイズ・ハードがサイズ的にピッタリ。

あとプレイヤーの体力管理は10面ダイスが便利。

付属のトークンを使うよりも断然使いやすいです。

雰囲気を合わせたいなら赤色のダイスがおすすめ。

まとめ

イーオンズエンド 追放されしもの まとめ
  • プチレガシー要素が再び楽しめる
  • 読み応えのあるストーリー展開
  • ゲーム難易度はやや高め

以上『イーオンズ・エンド:追放されしもの』を紹介しました。

何度も言っていますが『イーオンズ・エンド』シリーズは最高ですね。

特に、独立拡張は様々な新要素があって非常に楽しめます。

ネタバレ防止のため、ここでは全ての新要素を紹介できないのが何とも残念。

本シリーズが好きなら買って間違いなしのオススメ拡張です。

それではノシ

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