テラフォーミング・マーズ拡張 プレリュード｜ルール＆レビュー【ボードゲーム】

こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回は大人気ゲーム『テラフォーミング・マーズ』をよりテンポよく進める拡張『プレリュード』を紹介します。

プレリュードカードを使って序盤からさまざまなアクションが可能に。

テラフォ好きならマストで買いです。

『プレリュード』ゲーム情報

タイトル	テラフォーミング・マーズ拡張 プレリュード 完全日本語版
デザイナー	Jacob Fryxelius
プレイ人数	1～5人
プレイ時間	90～120分
対象年齢	1～5人
販売元	アークライトゲームズ

『プレリュード』拡張要素

『プレリュード』で追加される拡張要素は以下の通り

それぞれ紹介します

プレリュードカード

『プレリュード』の目玉はなんといってもプレリュードカードの追加。

ゲーム開始時のボーナス的な使い方をします。

プレリュードカードはゲーム準備時に各プレイヤーに4枚ずつ配られ、他のカードと同じ要領で4枚の内から2枚を選びます。

ゲーム開始時それらのカードに記されている効果を適用するのです。

効果は資源の獲得や産出量の上昇、カードの獲得などさまざま。

価値は1枚あたり30MC前後です。

つまり序盤から多くの資源を持った状態でスタートできます。

またプレリュードカードにはタグが付いているものがあり、そちらはゲーム中参照にすることが可能。

プロジェクトカードの追加

プロジェクトカードが7枚追加されました。

特徴的なのが「共同研究」に付いているワイルド・タグ。

ワイルド・タグは「？」で記されており、任意のタグとして使うことができます。

一部プレリュードカードにもあり。

新たな企業カード

新たに5つの企業カードが選べるようになりました。

新たな企業の1つ「バレー・トラスト」は追加でプレリュードカードを引くことができ、本拡張ならではの効果を持っています。

そのほかの企業は基本セットにあっても違和感がないくらいの能力。

『プレリュード』レビュー

『プレリュード』のレビューです。テラフォをプレイする際は必ず導入しています。

序盤のゲームテンポが良くなる

『テラフォーミング・マーズ』は序盤がスローテンポなのがネックでした。

と言うのも最初は産出量がほとんど上がっていないため、アクションが出来ないんですよね。

何もしないままどんどんラウンドが進むことはよくあります。

それを解消するのがプレリュードカード。

ゲーム開始時に産出量を上げて資源を獲得することにより、序盤からさまざまなアクションが可能に。

特にMC、建材、チタンを増やすものは1ラウンド目から高コストのカードを使うことができます。

序盤からグローバルパラメータが上がっていき、結果的にプレイ時間も短くなり遊びやすくなります。

追加企業は使いやすいものが多い

今回追加された企業はどれもクセがなく扱いやすい印象。

初期資金が少ないわけでもなく、固有効果は発動機会が多いです。

わたしのお気に入りは追加でプレリュードカードを引ける「バレー・トラスト」

やっぱり新しい要素は積極的に使いたいのです。

無料で褒賞を設立する「ヴィトール」は上手く扱えたら強そう。ただ相当な判断力が求められます。

ワイルド・タグをいかに使いこなすか

ワイルド・タグは任意のタグに扱える便利なやつ。

「あと1つタグがあれば良いのに！」を解決してくれます。

称号はもちろん、カードプレイ条件など何かとタグを参照にする機会は多いですからね。

特に地球タグや木星タグは数が少ないため、そこにワイルド・タグがあれば助かります。

序盤に見かけたら積極的に取っていいかも。

カード選択に時間がかかる

プレリュードカード追加により、最初のカード選択は今までより時間がかかってしまいます。

なぜなら、ゲーム開始前に各プレイヤーへ

• 企業カード2枚
• プロジェクトカード10枚
• プレリュードカード4枚

計16枚のカードが配られ、相性の良いカードを選ぶ必要があるからです。

わたしも初めはどれを選ぶべきなのか迷いまくりました。

ただカード選択に時間がかかったとしても、ゲーム時間は短縮されるためそこまで負担は感じません。

まとめ

以上「テラフォーミング・マーズ拡張 プレリュード」を紹介しました。

序盤から資源獲得と産出量上昇をすることで実質数ターン進めた状態からスタートできます。

結果的にプレイ時間が短縮され遊びやすくなります。

カード選択には時間がかかってしまいますが、相性の良い組み合わせはどれかと考えるのが楽しい。

テラフォーミング・マーズの拡張を1つ買うなら間違いなくプレリュードがおすすめです。

それではノシ