買うならどっち?サンファン2とレース・フォー・ザ・ギャラクシーを徹底比較【ボードゲーム】

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サンファン2vsRftG アイキャッチ
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こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回は『サンファン2』と『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』の比較をしていきます。

どちらもバリアブルフェイズオーダーを採用したボードゲームであり、ルール的にも似たような部分が多々ある両者。

これらはどんな違いがあるか、それぞれのおすすめポイントは何かをまとめました。

購入の参考になれば幸いです。

つるけら
つるけら

プエルトリコも好きです

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『サンファン2』とは

サンファン2 パッケージ
ゲームタイトルサンファン2
デザイナーAndres Seyfarth
プレイ人数2~4人
プレイ時間30~60分
対象年齢10歳以上
販売元メビウスゲームズ

サンファン2』は与えられた役割の中から1つを選び、富と名声を得ることを目的として建物の建設を進めるゲーム。

親プレイヤーがアクションを選び、それを全てのプレイヤーが順番におこないます。

システムとしては名作『プエルトリコ』のカードゲーム版です。

『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』とは

RFTG パッケージ
タイトルレース・フォー・ザ・ギャラクシー 第二版
デザイナーTom Lehmann
プレイ人数2~4人
プレイ時間30~60分
対象年齢12歳以上
販売元ホビージャパン

レース・フォー・ザ・ギャラクシー』は自身の宇宙帝国を築き上げることを目指すゲーム。

そのために惑星への探査や移住、技術の発展をおこなうのです。

アクションは全て同時処理であり、選ばれたフェイズのアクションを全プレイヤーがおこないます。

それぞれの共通点

以下、記事内では『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』を『RftG』と表記します

まずは、『サンファン2』と『RftG』の共通点を挙げていきます。

  • バリアブルフェイズオーダー採用
  • カードがメインのゲーム
  • 手札をコストにカードを出す

ゲームシステムとしてバリアブルフェイズオーダーが採用されていることはもちろん、カードがメインのゲームであることも共通しています。

そして、カードを出すために手札をコストとして払う、という点も同じです。

また、手札の増やすために生産と消費を繰り返していくのも共通しています。

以上の共通点から、両者は似たようなシステムのボードゲームだと言われています。

コンポーネントの比較

コンポーネントの比較
サンファン2

カード 142枚

RftG

カード 156枚、VPチップトークン、サマリー

2つともカードがメインのゲームなので、コンポーネントのほとんどがカードで占められています。

そのため、コンポーネントに関しては大きな違いはありません。『RftG』がカードの他にトークンを使うくらい。

ただ、外箱サイズに関しては両者で2倍以上の差があります。持ち運びやすいのは圧倒的に『サンファン2』ですね。

大きさ比較

ただ、RftGに関しては容量にかなりの余裕があるため、カードとトークンのみを取り出して縮小化することは可能です。

ゲーム進行の比較

ゲーム進行の比較
サンファン2

親プレイヤーがアクションカードを1つ選びアクションをおこなう。その後、左隣のプレイヤーから時計回りで同じアクションをおこなう。

RftG

全プレイヤーがアクションカードを同時にセット。選ばれたフェイズのアクションを同時におこなう。

ゲーム進行については明確に異なる部分です。

まず、『サンファン2』は親プレイヤーがアクションを選び、それを全プレイヤー時計回りで順番におこないます。そのため、他プレイヤーの様子を伺って戦略を立てることが可能です。

ただし、同ラウンド内で同じアクションを選べないので、狙ったボーナスを受け取れないことも

対して、『RftG』はアクションの選択と処理を全プレイヤー同時におこないます。なので、選んだアクションが裏目になった、ということがあるのです。

ただ、狙ったボーナスを確実に取れるというプラスの面はあります。

ダウンタイムに関しては同時処理である『RftG』が圧倒的に少ないです。

このように、同じバリアブルフェイズオーダーでも順番か同時かの違いがあるため、好みが分かれる部分でしょう。

ゲーム難易度の比較

ゲーム難易度の比較
サンファン2

カード効果はテキスト表記で分かりやすく複雑な挙動をするものはない。

RftG

カード効果はアイコン表記がほとんどで慣れが必要。消費と生産あたりのルールも複雑。

ゲーム難易度は『サンファン2』が圧倒的に分かりやすく、逆に『RftG』は難しいです。

『サンファン2』はカード効果が全てテキスト表記で分かりやすいものがほとんど。

アクションカードは5種類で、見ただけでどのように処理するのかすぐに理解できます。

一方、『RftG』はカード効果がほとんどアイコン表記であり、初プレイ時はルールブックを往復することになるでしょう。

アクションカードは7種類あり、同じフェイズでも異なるボーナスの受けるアクションカードがあります。

また、消費と生産あたりのルールも複雑で、ある程度プレイを重ねないとスムーズに進行させるのが難しいです。

このように、ゲーム難易度は大きな違いがあります。

リプレイ性の比較

リプレイ性の比較
サンファン2

ゲーム開始時の場は全プレイヤー同じ。より高得点となるカードを出していく。

RftG

プレイヤーごとに異なる初期ワールドが配られる。カードとVPトークンの2通りの得点方法がある。多数の拡張あり。

共通して多くのカードを使う点からリプレイ性はどちらも高いです。

そして、どちらのゲームにも慣れてきたとき用の追加カードがあります。

『サンファン2』は追加の建物カード、『RftG』は追加の初期ワールドカードです。どちらもルールを複雑にすることなく、戦略の幅を広げてくれます。

個人的には、プレイヤーごとに異なる初期ワールドが配られる点、勝利点の獲得方法が多岐に渡る点から『RftG』の方がリプレイ性が高いと感じました。

また、『RftG』は多くの拡張も登場しているため、長く遊びたいならこちらがオススメ。

結局どちらが買うべき

サンファン2 RftG 比較 まとめ

以上、『サンファン2』と『RftG』の比較をおこないました。

結局、どちらがオススメかと言うと個人的には『RftG』を挙げます。

理由としては、ダウンタイムがないゲームシステムと戦略性の高さが好みだからです。

特に、戦略性に関しては初期ワールドを見ての取捨選択や、カード得点重視かVPチップ重視かの戦略の幅広さが非常に面白い部分です。

もちろん、『サンファン2』も手軽にバリアブルフェイズオーダーを楽しめる素晴らしいゲームに間違いありません。

もし、どちらを買うか迷っているなら

  • 分かりやすさ重視で手軽にバリアブルフェイズオーダーを味わいたいなら『サンファン2
  • 戦略性重視でボードゲーム慣れしたプレイヤー同士長く楽しみたいなら『RftG

以上を基準に選ぶと良いでしょう。

この記事が参考になったなら幸いです。

それではノシ

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