こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はタイル配置ゲームの名作『カルカソンヌ』を紹介します。
世界三大ボードゲームの1つで、頻繁に大会がおこなわれるほどの大人気作。
ボドゲ初心者にオススメできるシンプルさながら、タイルやミープルの配置はしっかりと戦略性があります。

様々なシリーズが出ています
- タイル配置ゲームが好き
- 分かりやすいルールのゲームが良い
- 世界三大ボードゲームが気になる
『カルカソンヌ』ゲーム情報

※画像は20周年記念のものです。
タイトル | カルカソンヌ |
デザイナー | Klaus-Jurgen Wrede |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 35分 |
対象年齢 | 7歳以上 |
販売元 | メビウスゲーム |
『カルカソンヌ』概要

カルカソンヌは南フランスにある城塞土地。
プレイヤーはそのカルカソンヌ周辺で成功をおさめるべく、配下を配置し発展を目指します。
ゲームはタイルを引いて並べてを繰り返すという流れ。
ミープルを配置し、地形を完成させることで得点を伸ばしていきます。
『カルカソンヌ』ゲーム終了と勝利条件
最後のタイルが配置されたらゲーム終了。
最終得点計算をおこない、一番得点が高いプレイヤーの勝利です。
『カルカソンヌ』準備&ゲームの流れ
『カルカソンヌ』の準備とゲームの流れを説明します。
準備
72枚の地形タイルをシャッフルし、裏向きにして山札とします。

1枚だけ裏面が違うタイルがあるので、スタートタイルとしてテーブル中央へ配置。
プレイヤーには担当色のミープルを8個配ります。内1つは得点ボードへ。

以上で準備完了です。
ゲームの流れ
『カルカソンヌ』は時計回りで手番をおこないます。
プレイヤーは手番に山札からタイルを1枚引き、他のタイルと隣接するように配置します。

その後、置いたタイルの地形の上にミープルを置くことが可能です。

置ける地形は道路、都市、修道院、草原の4通り。
ミープルを置いた地形が完成した場合、得点が入ります。
得点は以下の通り
道路……タイル1枚につき1点
都市……タイル1枚につき2点(紋章があれば追加で2点)
修道院……9点
草原……草原内の完成した都市1つにつき3点(最終得点計算時のみ)
得点計算後、ミープルはプレイヤーの手元へ戻します。

以上の流れでゲームを進め、最後のタイルを置いたらゲーム終了。
最終得点計算

最終得点計算では、まず未完成の地形から計算をおこないます。
得点はタイル1枚につき1点です。
その後、草原の得点計算です。
草原内にある完成した都市1つにつき3点入ります。
全てを計算した後、一番得点が高いプレイヤーの勝利です。
『カルカソンヌ』レビュー
『カルカソンヌ』のレビューです。主に4人でプレイしました。
直観的に分かりやすいルール

『カルカソンヌ』の魅力は何と言っても分かりやすいルールです。
ゲーム進行は基本的にタイルを1枚引いて置くだけ。
地形を完成させたら得点というのも直観的に理解しやすいです。
また、共通の山札を使うため、どのタイミングでゲームが終わるかもすぐ分かります。
総じて、直感的に分かりやすくボドゲ初心者にもオススメできるゲームです。
プレイヤー同士の駆け引きが白熱

ゲーム進行こそシンプルですが、プレイヤー同士の駆け引きはかなり白熱します。
と言うのも『カルカソンヌ』は他プレイヤーのタイルをいかに利用するかが重要なのです。
他プレイヤーが大きな都市を作っているなら相乗りしたり、または完成できないように妨害したり。
多人数だと状況によっては一時的に協力体制になるのも面白いです。
ゲーム終盤になるとタイルを置く場所も絞られてくるため、簡単には利用されまいと真剣に配置場所を探してしまいます。
最終得点の草原で得点をまくるのも熱いです。
プレイするほどハマる奥深さ

『カルカソンヌ』はプレイを重ねるほど、ゲームの奥深さに気付いてどんどんハマっていきます。
各タイルが何枚ずつあるか把握できれば、一気に視野が広がるんですよね。
そうなると、作っている途中の道路や都市が完成するか否かが分かり、より戦略的にタイルを配置することができます。
タイルの種類はそこまで多くないので、カウンティングは意外と難しくありません。
まずは一枚しかない十字路や全辺都市、あとは修道院などの覚えやすいものから覚えていきましょう。
草原の扱いが難しい

『カルカソンヌ』がシンプルという話をしましたが、草原周辺のルールは少し難しいです。
他の地形は完成すれば即得点になりますが、草原が得点になるのはゲーム終了時のみ。
また、草原に置いたミープルはゲーム中返ってこないため、どのタイミングで置くかの判断が非常に悩ましいです。
特に、初回プレイだと草原が何点になるかゲーム中に判断するのが困難でしょう。
ただ、リスクに見合ったリターンはあるので草原の重要性に気付いたとき、よりゲームの深みにハマること間違いなし。
まとめ

- 世界三大ボードゲームの1つ
- 直観的に分かりやすいルール
- プレイヤー同士の駆け引きが白熱
以上『カルカソンヌ』を紹介しました。
やはり名作と言われるだけあり、基本ルールだけでも何度もプレイできます。
慣れてきたら拡張を導入したり、バリアントで手札3枚制にしたりと楽しみ方は様々。
世界三大ボードゲームの中では一番シンプルなルールで、ボドゲ初心者でも楽しめること間違いなし。
色々と種類が出ていますが、とりあえず最新のものを購入すれば問題ないでしょう。
それではノシ