こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回は有名な思考実験「シュレディンガーの猫」がテーマの『キャット・イン・ザ・ボックス』を紹介します。
手札から出したときにカードの色が確定する一風変わったトリックテイキング。
トリテ好きなら間違いなくハマる名作です。

パラドックスに注意!
- 何らかトリックテイキングを遊んだことがある
- カウンティングが苦手
- 一般的なトリテに飽きを感じてきた
『キャット・イン・ザ・ボックス』基本情報

(画像はオリジナル版です)
| タイトル | キャット・イン・ザ・ボックス |
| デザイナー | 横内宗幸 |
| プレイ人数 | 2~5人 |
| プレイ時間 | 30分~45分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 販売元 | 操られ人形館 ホビージャパン |
『キャット・イン・ザ・ボックス』ゲーム概要

『キャット・イン・ザ・ボックス』は思考実験の一つ「シュレディンガーの猫」をテーマにしたトリックテイキングゲームです。
テーマ通り、プレイヤーに観測されるまでカードの色が確定しません。それらのカードを使ってトリテをおこないます。
数字と色の組み合わせは一枚のみ。つまり、同じカードを場に出すことはできません。
これを破ってしまうとパラドックスが起こり、大きなマイナス点となってしまいます。
パラドックスに気を付けつつ、ビッド通りのトリックを勝ち取りましょう。
ゲームシステムはトリックテイキング、陣取り。
『キャット・イン・ザ・ボックス』レビュー
『キャット・イン・ザ・ボックス』のレビューです。4人でプレイしました。
今までのトリテにはない新鮮な感覚が味わえる

『キャット・イン・ザ・ボックス』 の最大の特徴はカードが色分けされていないことです。
マストフォローありのトリテなら当たり前の要素が本作にはないんですよね。
これによって柔軟にカードを出していくことができます。
色が固定されていないだけでここまで感覚が変わるのかと驚きました。
マストフォローをするしないも宣言次第で自由にできますからね。
ただし、早い段階で色を欠損させるとパラドックスを起こしやすくなってしまいます。
勝つために攻めるか、後半に備えて慎重にいくか、この部分がジレンマになりつつも楽しいです。
カウンティング不要のシステムがありがたい

一般的なトリテはカウンティングが勝つために重要な要素となっています。
これはかなりの個人差が出るため、トリテに対してこの点に苦手意識を持っている方も多いと思います。
それに対して『キャット・イン・ザ・ボックス』はシステム上カウンティングがいりません。
出したカードがシート上に記録されるため、どのカードが出されたか一目瞭然なんですね。
その分、戦略を考えることだけに頭のリソースを使うことができます。
わたし自身、カウンティングが苦手なので非常に遊びやすかったです。
得点の陣取り要素も戦略性が高い

『キャット・イン・ザ・ボックス』の得点方法はトリック勝利以外に陣取りの要素もあります。
ビット予想を成功させることで、シート上に置かれている自身のチップ分もプラスで得点になるのです。
ただし、自身のチップ同士が繋がっていないと大量得点にはならないので、どのカードを出すかが非常に重要になってきます。
パラドックスは防ぎつつ、いかに上手く陣取りをしていくか。
両方に気を回すのは大変ですが、その分戦略性が高くゲームに深みを与えます。
トリテ未プレイにはルール把握が難しい
『キャット・イン・ザ・ボックス』は新鮮なプレイ感でありながらも、トリテの要素もしっかりと入っています。
ビットやマストフォローなど、トリテ未プレイの方からしたら「どういう意味?」となってしまうでしょう。
本作のルール以前に”トリテとは何か”から説明しないといけないんですよね。
まずは同ジャンルの簡単なものから遊んで、その後に本作をプレイすることをオススメします。
初心者におすすめのトリテはこちら↓
『キャット・イン・ザ・ボックス』ルール
『キャット・イン・ザ・ボックス』のゲームの流れを簡単に説明します。
テーブル準備はこんな感じ。

本作はラウンド制で、プレイ人数分のラウンドが終わればゲーム終了です。
各ラウンドの初めに、プレイヤーは自身の手札を見て「このラウンドで自分が何回トリックを取るか」を予想します。

トリックでは、カードを出す際に色を宣言して配置します。

同じ色・数字の組み合わせは一度しか使えません。
もし配置できなかった場合はパラドックスが起こり大きなマイナス点を受けてしまいます。
カードを出した後はどれを出したか分かるように研究シートへチップを配置します。

そのトリックで指定された色の中で最も大きな数字を出したプレイヤーが勝利。ただし、常に赤色が一番強いです。

このようにトリックを続け、8回目のトリックが終わるorパラドックスが起きるとラウンド終了。得点計算に入ります。
得点は勝利したトリック1回につき1点。
さらに、勝利数の予想が的中した場合は研究シート上の繋がっている自分のチップ分が追加でもらえます。

パラドックスを発生させていたなら、そのプレイヤーは自身が勝利したトリック数分がマイナスされてしまいます。
この流れをプレイヤー人数分おこなったらゲーム終了。
最終的に得点が最も高いプレイヤーの勝利です。
操られ人形館版とホビージャパン版の違い
『キャット・イン・ザ・ボックス』にはオリジナルの操られ人形館版と、いま市場に出回っているホビージャパン版があります。
大きな違いは研究シートです。ホビージャパン版は2層レイヤーのボードになっているので、チップの配置がしやすくなっています。

ルール自体は変わらないため、手に入れるならホビージャパン版を購入しましょう。
『キャット・イン・ザ・ボックス』プレイ前にスリーブに入れよう

『キャット・イン・ザ・ボックス』は多くのカードを使うゲームです。
キズや汚れからカードを守るため、事前にスリーブに入れておきましょう。
ホビーベース社のTCGハードがピッタリでおすすめ。
ホビージャパン版はカードは50枚なので1つあれば足りますが、予備分を考えて2つ用意しておきたいです。
まとめ:斬新な発想で新しいトリテが楽しめる

面白い点
- 今までのトリテにはない新鮮なプレイ感
- カウンティング不要なのがありがたい
- 陣取り要素もあって戦略性が高い
気になる点
- トリテ未プレイの方には難しい
以上『キャット・イン・ザ・ボックス』を紹介しました。
色が固定されていないだけで、かなり新鮮なプレイ感を味わえるトリテです。
個人的には、カウンティングがいらない点が大きなポイント。
ルール把握には少し時間が掛かりますが、一度慣れるとサクサクとプレイできます。
変わったトリテで遊んでみたいならぜひオススメです。
それではノシ


