こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はカードを使って商品を取り合うゲーム『ジャイプル』を紹介します。
2人用ゲームとしては非常にメジャーな作品。
シンプルながらギリギリの駆け引きが白熱します。
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『ジャイプル』ゲーム情報
ゲームタイトル | ジャイプル |
デザイナー | セバスチャン・ポーション |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
『ジャイプル』概要
プレイヤーはインドの商人となり、より裕福なマハラジャ専属の商人を目指します。
上手い具合に商品の取引をし、無事に専属の商人になれるのでしょうか?
ジャンルはセットコレクション。2人用ゲームです。
『ジャイプル』テーブル準備
『ジャイプル』の準備を説明します。
カードとトークンを使います。
カード準備
- カード束から「ラクダ」を3枚取り出し場に並べる
- プレイヤーに5枚ずつカードを配る
- 残りを山札にし、上から2枚をラクダの隣に並べる。これを市場とする
プレイヤーの手札にラクダがあれば表向きで自分の手前に置いておきます。
トークン準備
- 品物が書いているトークンを種類別に分け、上から数字が高くなるよう重ねる
- ボーナストークンはシャッフルし、裏向きで重ねる
以上で準備完了。
『ジャイプル』ゲーム終了と勝利条件
『ジャイプル』はラウンド制で、先に2ラウンド取ったプレイヤーの勝利です。
- 品物トークンが3種類なくなる
- 山札がなくなる
以上のどちらかを満たすとラウンド終了。
その時点で持っているトークンの合計点を競います。
『ジャイプル』ルール説明
手番プレイヤーは
- 市場のカードを取る
- 手札のカードを売る
以上2つのいずれかをおこないます。
市場のカードをとる
カードの取り方は3パターンあり
- 市場のカードを1枚取る
- 複数のカードを手札かラクダと交換する
- 市場にある全てのラクダを取る
以上3つからいずれか1つをおこないます。
市場のカードが取られると、山札から新たなカードを補充します。
ちなみに手札上限は7枚です。
手札のカードを売る
手札のカードを出すことで、対応するトークンを獲得できます。
これによって点数を得られるのです。
カードを売る際はかならず1種類だけです。
また銀・金・ダイヤモンドは2枚からしか売ることができません。
売ったカードが3枚以上だとボーナスが貰えます。
ボーナスを狙いたいところですが、品物トークンは取られるほどに点数が下がっていきます。
ボーナスをとるか高得点のトークンを狙うか……。
以上をラウンド終了まで繰り返します。
あとラウンド終了時にラクダを多く持っているプレイヤーは5点のボーナスがあります。
その後に点数計算。
先に2ラウンドとったプレイヤーの勝利です。
ボーナストークンについて
カードを一度に3枚以上売ると、枚数に応じてボーナストークンが1枚貰えます
ボーナスは3種類。それぞれ貰える点数が違います。
- 3枚ボーナス:1~3点
- 4枚ボーナス:4~6点
- 5枚ボーナス:8~10点
『ジャイプル』レビュー
『ジャイプル』のレビューです。複数回プレイしています。
すぐに覚えられるシンプルルール
『ジャイプル』は分かりやすいルールが何よりの魅力。
商品を売って得点になる、とルールを直感的に理解しやすいです。
金やダイヤなど現実でも高価なものが高得点なのも分かりやすさに拍車をかけています。
手番にすることもカードを取るかカードを売るの2択で非常にシンプル。
短時間で決着がつくので、思わず「もう一回!」と言いたくなります。
相手とのギリギリの駆け引きが楽しい
『ジャイプル』で一番白熱するのが相手との駆け引きでしょう。
基本的にはカードを早めに売って高得点を取りたいですが、まとめて売ってボーナスを狙うのも捨てがたい。
相手の動きを常に観察して、相手が何を狙っているか見極めるのが大事です。
もちろん相手にもこちらの動きは観察されているので、どのカードを取るのか、どのカードを売るのかの駆け引きが白熱します。
ラクダを制する者がジャイプルを制す
『ジャイプル』といえばラクダ。これは欠かせないです。
手札の枚数制限に掛かることなくカード獲得に利用できるラクダは非常に強力。
市場に価値の高いカードが並んでいるとき、ラクダを利用すれば一気取りも狙えます。
ただし、使ったラクダは市場に並べられ相手に一斉に取られてしまうリスクがあります。
反対に、自分がラクダを一斉に取ると市場に高価のカードが並び、相手にチャンスを与えてしまう可能性もあるのです。
このように考えなしで使うとたちまち不利になってしまう、それがラクダです。
また、ゲーム終了後のボーナスで参照され、このボーナス差で勝敗が決まることも少なくないです。
ジャイプルが上手い=ラクダの使い方が上手いといっても過言ではないでしょう。
カードによる運要素あり
『ジャイプル』では最初にプレイヤーに配られるカードと市場に出るカードがランダムです。
そのため、カードによる運要素はもちろんあります。
相手の手番のときに限って金やダイヤが出る、という場面が多々あるでしょう。
こればかりは運なので仕方ないですね。
1ラウンドのプレイ時間は短いので運が悪くても割り切りが大切。
まとめ
- 2人用ゲームのメジャー作品
- すぐに覚えられるシンプルルール
- 相手との駆け引きが白熱する
以上『ジャイプル』を紹介しました。
相手プレイヤーと駆け引きをするのが好きなら楽しめること間違いなし。
1ゲームのプレイ時間が短いため何度も遊んでしまいます。
2人でボードゲームをする機会が多いならぜひプレイしてみてください。
それではノシ