こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
「ボードゲームカフェ」っていいですよね。
なかなか遊ぶ相手がいない人でも、ここだとすぐに遊ぶことができます。
また交友関係の幅を広げるいい機会にもなりますね。
ただ人が集まる場所には、かならずと言っていいほど良からぬことを考えている輩が現れます。
ボードゲームカフェもそのひとつ。
実はマルチ商法勧誘の活動場所として、ここが狙われているそうです。
ネットで探してみると、「ボドゲカフェでマルチの勧誘を受けた!」って書き込みが何件もありました。
彼らはいい人風を装って一緒にゲームを楽しみ、仲良くなったタイミングで勧誘をかけていくそうです。
で、わたしも実際にマルチ商法の勧誘を受けかけたことがあります。
数年前のことなのですが、あまりのショックからいまだに覚えています。
今回は注意喚起のためにも、わたしの実体験を書いていきます。
本当に気を付けてください
ことの発端
数年前、大阪のとあるボードゲームカフェを友人と2人で行った時の話です。
2人用のボドゲを楽しんでいると突然
そのゲーム面白いですか?
と声をかけられました。
顔を上げると、そこにいたのは20代くらいの男性2人組。
純粋にゲームに興味をもっているのかな?と思い
これはガイスターっていう2人用ゲームでシンプルで面白いですよ!
と言うと
実はこういうお店にくるのが初めてなので、いろいろ教えてもらえませんか?
いいですよ!せっかくなので4人で出来るゲームをしましょう!
こんな感じで、この日は4人でボードゲームを楽しみました。
そして帰り際に
今日はありがとうございました。また遊びたいのでLINE教えてもらえませんか?
もちろん!また集まってやりましょう!
と、こんな具合に全員でLINEを交換し、この日は解散しました。
数日後、メンバー1人から食事に誘われる
数日後、メンバーの1人(以降A)から「今度どこかで食べに行きませんか」と連絡がありました。
ただ、なぜかわたしだけに連絡がきていたので
(友人もいたのになんでわたしだけ?)
って疑問がありましたが、せっかくできた縁なので行くことに。
集合場所にいくとすでにAがおり
先日はありがとうございました。では早速お店にいきましょう。
とAのおすすめのお店で食事をすることに。
お店では最初は他愛ない話をしていました。
なにやら雲行きが怪しくなってくる
Aと話をしていくうちに、段々と違和感を感じ始めました。
たとえばAと一緒にいたもう一人(以降B)との関係性。
この前一緒にいたBさんとはどんな関係なんですか?学生時代の友人とか?
あぁ。Bは仲間みたいなものですね。
仲間?同じ職場の方とかですか?
いえ、同じ志をもった人が集まるグループがあって、Bと僕はそこのメンバーなんです。
(どういうこと???)
話を聞いていると、夢をもつ若者があつまるグループがあるそうで、そこで夢を語り合っているとのこと。
この辺りから怪しさを感じ始めます。
あと、やたらとお金や仕事の話が多いことに気付きました。
年収がいくらだの、今は会社員だけどいずれは起業を目指しているだの。
わたしにも、今の給料に満足しているか?とか自分の時間がもっと欲しくないか?などを聞いてくるようになりました。
もっとボードゲームの話をしたかったのですが、今思えばAからボードゲームの話が振られることはありませんでしたね。
そうやって話しているうちに、「もしかしてマルチ商法の勧誘とかそっち方面のやつかな?」と思うように。
本格的に怪しいと思ったのは読書の話題になったとき
つるけらさんって普段どんな本を読んでますか?
ジャンル関係なく話題になってるものを読んでますね。
なるほど。ところで「金持ち父さん 貧乏父さん」って本は読んだことありますか?
!!……聞いたことはあるけど読んだことはないですね。
実はこちらはマルチ商法の勧誘によく使われる本なのです。
読んだことはありませんが、このことだけは知ってました。
お金の認識が変わって、間違えなくお金に困らなくなりますよ!ぜひ読んでみてくさい!
……機会があれば読みます。
いやすぐ読んだ方が絶対いいです!よかったらこのあと本屋にいきませんか?
ごめんなさい。このあと予定があるんで
さすがにヤバいと思い、会計を終えた後は逃げるようにその場を去りました。
わたしがとった対処法
わたしが最終的にとった対処法は「LINEブロック」です。
幸い知られているこちらの連絡先はLINEのみだったので、これをブロックすることで一切の関係を断ち切ることができました。
友人にもすぐさまこのことを知らせ、今後彼らとは関わらないように、またボードゲームカフェにもしばらく行かないようにしました。
このような経験からわたしが感じたこと
今回の経験からわたしが感じたのは悲しみと怒りです。
まず、せっかく出来たボドゲ友達が、実は勧誘目的で近づいてきていたということ。
一緒にゲームを楽しんでいたときも勧誘することを考えていたのだと思うと、ひたすら悲しいです。
また、ボドゲカフェを自分たちの単なる活動エリアとしか見ていないことに怒りを感じました。
幸いわたしはなにかを売りつけられた訳ではないですが、全く警戒せず彼らとの付き合いを続けていると、間違えなく良くないことになっていたでしょう。
最後に
ボードゲームカフェは人が集まるので、どうしても良からぬことを考える輩はいます。
今回のわたしの話を参考に気を付けてもらえれは幸いです。
少しでも怪しいなと思ったら、関わらないようにしましょう。
それではノシ