こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
『イッツアワンダフルワールド』楽しんでますか?
発売されたのは2019年とボドゲのなかでは新しいですが、いまや定番のドラフトゲームになっています。
そういうわたしは友人と毎週BGAで対戦するのが日課になっているほどドハマり中。
そして何度もやっているうちに、勝つためのコツがある程度まとまったのでお伝えします。
「なかなか勝てない……」「全然点が伸びない……」そんなときはぜひこの記事を参考にしてください!
目指せ1位!
わたしのプロフィール
『イッツアワンダフルワールド』の攻略を話す前に、わたしのプロフィールを載せておきます。
- プレイ頻度は週3,4回ほど
- 主に4人でプレイ
- 帝国カードはB面を使用
- 平均50~60点 たまに80点超え
- 拡張なし
ちなみにわたしはソロプレイをほとんどしたことがありません。
なので本記事は対人戦における攻略になります。
また今回は勝つために大切な考え方の紹介なので、カード単体の考察はしません。
カード単体については別記事を参考にしてください。
①各ラウンドの動き
『イッツアワンダフルワールド』は4ラウンドで構成されています。
各ラウンドで考えるべきことが変わります。
1ラウンド目
1ラウンド目はかならず何かしらのカードを完成させ、資源の産出量をあげましょう。
とくに白の資源は汎用性が高く、残りのラウンドでも必要になってきます。
中でも「リサイクル工場」は低コストながら白の産出量を伸ばせるので狙い目。
リサイクルを駆使して計画フェイズの時点で作れば、そのあとの展開がかなり有利になります。
点数のことは1ラウンド目では考えなくていいです。
2ラウンド目
2ラウンド目も資源の産出量を伸ばすことを意識します。
ここで伸ばしたいのは緑、黄、青のいずれかです。
これらの資源は点数に直結すると言っても過言ではありません。
なにせ点数になるカードはこれらは多く必要になるものだからです。
意識すべきことは3色のうち、なるべく1色に絞ることです。
カードを完成させやすくなりますし、ボーナスも取りやすくなります。
3ラウンド目
3ラウンド目では本格的に点数になるカードを取っていきます。
狙い目はコンボ点になるカード(黄×2点などと書いてるカード)
同色を集めることでかなりの高得点が狙えます。
それに合わせてカットが一番重要なラウンドでもあります。
対人戦だと自分の点数を伸ばす+他プレイヤーの点数が伸びないようにする必要があるのです。
カットについては後述。
4ラウンド目
4ラウンドは最終ラウンドのため、何としても計画中のカードを完成させる必要があります。
産出で足りない分はリサイクルで補い、資源が余るなら作れそうなカードを取っておく。
1点でも多く点数を伸ばしましょう。
カットもお忘れなく!
②どのルートで攻めるか
『イッツアワンダフルワールド』は得点ルートと言われるものがあり、大きく分けて
- 黄ルート
- 青ルート
- 緑ルート
の3つです。それぞれ説明します。
黄ルート
黄ルートは全29枚の黄カードを中心にとります。
強みは何といってもカードの多さ。黄カードが全く回ってこないことはほとんどありません。
また黄の資源にリサイクルできるカードも37枚と一番多く、カードを完成させやすいです。
黄のコンボ点が同色カードに2枚あるのもGOOD。
このようにかなり安定したルートと言えます。
ただ安定している分他プレイヤーと競合してしまうに注意。
青ルート
青ルートは全17枚の青カードを中心にとります。
強みはカード性能の高さ。1枚で高得点になるカードがほとんどです。
また色の性質上、将軍トークンのコンボ点と複合しやすく上手くいけば80点を超えることも。
ただしカードの枚数が極端に少ないことが弱みですです。
全17枚で1種類ずつしかないため、狙ったカードを取るのは難しいです。
運が悪ければラウンド中1枚も青カードが回ってこなかったという事態が起こります。
青ルートを選ぶ場合、2ラウンドあたりから青カードを積極的に取ることを意識しましょう。
難しいルートですがうまくいけば圧倒的な点差をつけられるルートです。
緑ルート
緑ルートは全23枚の緑カードを中心にとります。
正直緑ルートには分かりやすい強みがなく、かなり上級者向けのルートです。
他のルートだと競合しそうなときに消去法で選ぶことが多いですね。
ただ緑×3点が3枚あることから、上手くいけば爆発的に点が伸ばせる可能性を秘めています。
そうはいっても慣れていないうちは素直に黄、青ルートを狙ったほうが勝率が高いでしょう。
③勝たせないためのカット
ドラフトフェイズで選ぶカードの基準は
- 狙っている産出量が伸ばせる
- 点数が伸ばせる
- 足りない資源のリサイクル用として
のうちの3つでしょう。
これ以外にカットをすることが勝つためには重要になります。
カットとは隣プレイヤーが欲しいであろうカードを自分が取る戦術です。
これにより隣プレイヤーの点数が伸びることを防ぎます。
たとえ自分には必要のないカードだとしても、絶対に相手に取られてはいけないカードってありますよね。
代表的なのはコンボ点になるカード。
緑カードが5枚ある状態で「緑×3点」なんてものを取られると、それだけで15点以上伸びるのが確定します。
特に3ラウンド以降は全プレイヤーが点数を意識するためカットが重要になります。
相手プレイヤーの状況をよく見て適切なカットをおこなっていきましょう。
④資源を帝国送りにしない
資源はカード上に置くスペースがなければ強制的に帝国に置かれます。
そして任意の資源が5つ集まれば、全ての資源代わりになるクリスタリウムに変換されます。
クリスタリウム自体は便利ですが非常にコスパが悪いです。
なんたって資源5つ分ですからね。その資源があれば1つはカードが完成しています。
特に序盤はなるべく多くのカードを完成させたい場面。帝国に資源を置く余裕はありません。
なんとしても資源の帝国送りは避け、計画中のカードに置きましょう。
⑤高得点カードは取るべし
『イッツアワンダフルワールド』にはカード単体で高得点なものが存在します。
代表的なカードは「月面着陸」「巨大タワー」あたりですね。
1枚完成だけで10点になり非常に強力。
ただコンボ点になるカードに比べるとコスパが悪いです。
それでも高得点カードをオススメする理由は、カットの影響を受けにくいからです。
あからさまにコンボ点を狙っていると間違いなくカットの餌食になりますからね。
その影響を受けず点を伸ばせるのが大きな強みです。
特に上で紹介した「巨大タワー」「月面着陸」はコストがバラけていて、リサイクルだけでも完成させやすいです。
序盤であっても取っておきましょう。
まとめ
- 各ラウンドでやるべきことを意識
- 得点ルートを絞る
- カットをする
- 資源を帝国送りにしない
- 高得点カードは取るべき
以上が『イッツアワンダフルワールド』で勝つためのコツでした。
もちろんこの記事で紹介したこと以外にも細かいことはいろいろあります。
ただ最低限これを意識していれば勝率はグンと上がるでしょう。
参考になれば幸いです。目指せ1位!
拡張込みの攻略はこちらから↓
それではノシ
ボードゲームイッツアワンダフルワールド 日本語版 (It’s a Wonderful World)