【ボードゲーム】イッツアワンダフルワールド|ルール&レビュー

※当ブログはプロモーションを含みます。

イッツアワンダフルワールド アイキャッチ
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回はいまや定番になっているドラフトゲーム『イッツアワンダフルワールド』を紹介します。

いまドラフトゲームするならこれ!と言われるほどの人気作。

シンプルなゲーム性ながらやり込むほど深くハマっていきます。最高。

つるけら
つるけら

BGAでもよくプレイしてます

こんな方におすすめ
  • ドラフトゲームが好き
  • 拡大再生産が好き
  • サクサク進むゲームが欲しい
スポンサーリンク

『イッツアワンダフルワールド』ゲーム情報

タイトルイッツアワンダフルワールド
デザイナーFrédéric Guérard
プレイ人数1~5人
プレイ時間45分
対象年齢14歳以上
販売元engames

『イッツアワンダフルワールド』概要

プレイヤーは拡大を続ける帝国の指導者となり、誰よりも速やかかつ優れた発展を目指す。

4ラウンドに渡るドラフトゲームで、カードの構築と資源のやりくりを駆使し得点を伸ばします。

ゲームジャンルはドラフト拡大再生産。どちらも人気のジャンルですね。

『イッツアワンダフルワールド』ゲーム終了と勝利条件

ラウンド制で4ラウンドが終わればゲーム終了

カード単体の点やコンボ点、ボーナス点を合算して一番点数の高いプレイヤーの勝利です。

『イッツアワンダフルワールド』準備&ゲームの流れ

『イッツアワンダフルワールド』のテーブル準備ゲームの流れを紹介します。

準備

各プレイヤーに帝国カード1枚発展カード7枚を配ります。

プレイヤー準備

帝国カードはA面とB面があります。初プレイならA面がおすすめ。

テーブルにゲームボードをセットし、所定の位置に資源キューブを置きます。

人物トークンと全資源の代わりになるクリスタリウムも置いたら準備完了。

テーブル準備

ゲームの流れ

『イッツアワンダフルワールド』は

  • ドラフトフェイズ
  • 計画フェイズ
  • 製造フェイズ

の3つのフェイズで構成されています。

ドラフトフェイズ

配られた7枚の発展カードから1枚選び、残りを隣のプレイヤーに渡します

1枚ドラフト

これを続けていきカードがなくなればフェイズ終了。

ちなみに1、3ラウンドは時計回り、2、4ラウンドは反時計回りで進みます。

計画フェイズ

ドラフトしたカードを構築予定に回す、もしくはリサイクルします。

構築とリサイクル

構築予定のカードに必要資源が揃ったとき、建物を完成させることができるのです。

リサイクルされたカードは即資源キューブとなり、構築予定のカードに置くことができます。

右下のアイコンがリサイクルしたときに得られる資源。

リサイクル

製造フェイズ

このフェイズで資源の産出がおこなわれます。

白→黒→緑→黄→青の順番で資源が生まれ、産出可能分の資源キューブがもらえます。

産出可能分とは帝国カード+構築したカードの合計数です。

産出量

資源は構築予定にしている発展カードに置き、どんどん完成させていきましょう。

資源キューブを置く

発展カードに置けない資源は帝国カードに置きます。資源が5つ溜まると全資源の代わりになるクリスタリウムに自動変換。

クリスタリウム

産出時、各色で一番生産数が多いプレイヤーはボーナスとして人物トークンを獲得

人物トークン

人物トークンは資源に使ったり最終的な点数になるので積極的に狙いましょう。

すべての産出が終わるとラウンド終了。これを4ラウンド続けます。

点数計算

ゲーム勝利点は

  • 発展カード単体点
  • コンボカード
  • 人物トークン

以上の3つを合算したものが最終的な勝利点になります。

一番高い得点がプレイヤーの勝利。

『イッツアワンダフルワールド』レビュー

『イッツアワンダフルワールド』のレビューです。主に4人で何度もプレイしています。

現代の定番ドラフトゲーム

レビュー1

『イッツアワンダフルワールド』が出るまでのドラフトゲームと言えば『世界の七不思議』が主流でした。

『世界の七不思議』は現在でも多くの方に遊ばれているゲームですが、カードを覚えてからが本番と言われており、若干敷居が高いです。

というのも、こちらは得点源の種類が多いんですよね。わたしも初プレイ時は何を取ればいいかサッパリでした……。

一方『イッツアワンダフルワールド』は、得点源の分かりやすさがポイント

  • カード単体の勝利点
  • コンボによる勝利点
  • 人物トークンの勝利点

この3つを押さえておけばOK。

資源が実際のキューブを用いるのも、視覚的に分かりやすくてありがたいです。

ダウンタイムが少ないサクサクプレイ、拡大再生産、隣プレイヤーとの干渉など、ドラフトゲームの面白さがこれでもかと詰め込まれています

まさしく現代の定番ドラフトゲームといってもいいでしょう。

いい塩梅のインタラクション

レビュー2

『イッツアワンダフルワールド』はいい塩梅のインタラクションがあるようデザインされてます。

要素としてはドラフト時のカットボーナスの取りあい

カットはドラフトならではのものですね。隣プレイヤーの点数が伸びそうなカードはなるべくカットしましょう。

ボーナスは産出数が同じだともらえないので、他プレイヤーに負けないように伸ばします。

多くのドラフトゲームは隣プレイヤーとしか干渉しないゲームがほとんどですが、本ゲームはボーナスのおかげで全プレイヤーと干渉できるのが面白い部分です。

干渉といってもそこまで攻撃的じゃない、かといってソロプレイ感もない。

まさしくいい塩梅です。

同時進行でサクサク進む

レビュー3

ドラフトゲーム全般に言えますが、『イッツアワンダフルワールド』も例にもれず同時進行でサクサクプレイができます

ヒマな時間があるとどうしてもダレてしまいがちなので、それがないのはありがたいです。

また資源の産出は産出量を確認しながら順番に進めるため、置いていかれる心配もナシ!

体感プレイ時間が短くつい「もう一回!」と言いたくなるゲームです。

慣れてきたらB面をプレイするべし

『イッツアワンダフルワールド』はプレイヤーが使う帝国が両面仕様になっています。

A面は各国ごとに産出数や得点源が異なっているのに対し、B面は全てが同じになってます。

帝国カード A面
帝国カード B面

つまりどのプレイヤーも同じ条件でゲームを開始するのです

A面は得点源が最初から決まっているため、ある程度ドラフトするカードが偏ります(というかそうしないと勝てない)

B面は同じ条件のため、圧倒的にドラフトの自由度が高くなります

その分、先を見越したプレイが求められるので上級者向け。

ただA面には戻れないほど楽しいので、慣れてきたらぜひB面に挑戦してみてください。

まとめ

まとめ
  • 現代の定番ドラフトゲーム
  • いい塩梅のインタラクション
  • 同時進行でサクサク進む

以上が『イッツアワンダフルワールド』でした。

サクサクプレイ、拡大再生産、カットなどドラフトゲームの面白さを詰め込んだゲームで、同ジャンルでは1、2を争うほどの人気作です。

プレイ人数が増えてもかかる時間はほとんど変わらないので、持っておいて損はありません。

ぜひ遊んでみてください!

それではノシ

ボードゲームイッツアワンダフルワールド 日本語版 (It’s a Wonderful World)

より戦略の幅を広げる良拡張はこちら↓

タイトルとURLをコピーしました