こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はブラフが飛び交う推理ゲー『キュリオス』を紹介します。
短時間ながらなかなか頭を使うゲームです。
あとコンポーネントがすごくキレイ。
最初にプレイするゲームにぴったり
『キュリオス』ゲーム情報
ゲームタイトル | キュリオス |
デザイナー | 非公開 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
『キュリオス』概要
プレイヤーは考古学者として遺跡へ足を運び、そこで眠るお宝を手に入れます。
配られた手札をもとにプレイヤーコマを使って宝石トークンを集めるのです。
ジャンルは推理とブラフですね。自分が持つ情報をいかに利用するかがカギになります。
『キュリオス』ゲーム終了と勝利条件
4種類の宝石のうち2種類がなくなればゲーム終了。
ゲーム開始時に裏向きでセットされている市場カードを表返し、宝石ごとの得点を確認します。
得点を合算し一番高いプレイヤーの勝利。
『キュリオス』準備&ゲームの流れ
『キュリオス』の準備とゲームの流れを説明します。
準備
テーブルに4種類の発掘現場カードを並べ、それぞれ対応した宝石トークンを近くに置いておきます。
市場カードは各発掘現場に対応したものをランダムで1枚ずつ裏向きで並べます。
市場カードは1,3,5,7の4枚ありゲーム終了時まで裏向きのままです。
各プレイヤーには
- プレイヤーコマ
- 余った市場カード
を配ります。
トークンの数やカードの枚数はプレイ人数によって変わるため確認しておきましょう。
スタートプレイヤーに親マーカーを渡して準備完了。
ゲームの流れ
『キュリオス』は2つのフェイズをゲーム終了まで続けます。
フェイズ1 発掘
手元のプレイヤーコマを発掘現場に配置し、そこに対応する宝石トークンを1つ獲得します。
配置する際は空いている一番左の列にその列を完全に埋めるようにしないといけません。
つまり必要なコマが1,2,3……とどんどん増えていくのです。
宝石トークンを1つ獲得したら手番が移ります。
これを続けていきすべてのプレイヤーがコマを置けなくなればフェイズ終了。
終了時、各発掘現場に一番多くコマを置いているプレイヤーはボーナスとして宝石トークンを1つ獲得できます。
フェイズ2 考古学者の新規雇用
フェイズ2では発掘に必要なプレイヤーコマを増やす機会が与えられます。
スタートプレイヤーから順に手札を1枚公開することでコマを1つ獲得できます。
他プレイヤーに情報を与える代わりに人手が増やすというイメージ。
もちろん情報を与えないためにあえて増やさない選択も可能です。
その後、ゲーム終了条件を満たしていないならフェイズ1に戻ります。
ゲーム終了と得点計算
4種類の宝石トークンのうち2種類がなくなっているならゲーム終了。
各発掘現場に裏向きでセットされている市場カードを表返し、数字を確認します。
ここに書かれている数字が各宝石トークンの得点となります。
例えば赤の市場カードが「5」なら手元の赤い宝石トークンは5点である、といった感じ。
合算して一番得点の高いプレイヤーの勝利です。
『キュリオス』レビュー
『キュリオス』のレビューです。主に3人でプレイしました。
ブラフが飛び交う推理ゲー
『キュリオス』は与えられた情報をもとに宝石の価値を推測する推理ゲームです。
いち早く宝石の価値を断定して高い価値のものを取りたいところ。
もちろん、あからさまな取り方をしていると高い価値の宝石だとバレてしまうので、ブラフ混ぜつつ慎重にいく必要があります。
ブラフにより他プレイヤーを出し抜き、高い価値の宝石をさり気なく取るのが『キュリオス』の本質です。
最初のゲームにぴったり
慣れてくるとプレイ時間は10分以内に済みます。
その短時間に推理やブラフでそこそこ頭を使うため最初にプレイするゲームにぴったりです。
実際わたしがよく遊ぶメンバー間でも最初のゲームとしてすっかり定番化しています。
ゲーム準備と後片付けカンタンなのもGOOD!
収納の際、宝石トークンはケースに入れておくとゲームを始めやすいです。
わたしはダイソーの例のケースに入れてます。
ボドゲーマー御用達「ケースアンドケース」
3人プレイがベスト
プレイ人数は3人が一番楽しめました。
というのも3人だと手札の枚数がちょうど良い塩梅なんです。
『キュリオス』はプレイ人数によって最初に配られる手札の枚数が変わります。2人だと5枚、3人だと4枚……といった具合。
手札が多いと最初から宝石の価値がある程度分かってしまうし、少ないと推理するのが難しい……。
結果3人プレイの4枚がちょうど良い一番楽しめる枚数と感じました。
運はそこそこ絡む
そこそこ運は絡む印象を受けました。
特に最初に配られる手札が運要素を感じます。
手札がすべて中間数字(3,5)だと1価値の宝石を取ってしまう確率が上がりますからね。
逆に1のカードがある場合はある程度安心して宝石を取っていけます。『キュリオス』は1価値の宝石の数で勝負が決まると言っても過言ではないので。
場にカードが公開されていない1ラウンド目では手札による有利不利がハッキリしていると感じました。
まとめ
- 短時間で終わる推理ゲーム
- 最初のゲームにピッタリ
- 運はそこそこ絡む
以上が『キュリオス』でした。
気軽に楽しめる推理ゲームとしてかなりオススメ!
わたしとよく集まるメンバー間ではすっかり定番になっているゲームです。
持ち運びやすいサイズですし持っておいて損はないでしょう。
それではノシ
ボードゲームキュリオス 完全日本語版 (Curios)