こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
『涼宮ハルヒ』シリーズをご存じでしょうか?
非日常を求める少女、涼宮ハルヒを中心とした学園ストーリー。間違いなくライトノベルの一時代を築いた作品です。
最近では4年ぶりに新刊発売の告知がされ話題になっていました。
さて、本作の主要人物である古泉一樹にはゲームマニアの一面があり、よくボドゲを持ち込んでは部室でキョン遊んでいます(ときには一人で)
ボドゲブロガーとして作中でどんなボドゲが登場しているのかを気になったので、作品内に登場するボドゲを調べてみました。
暇つぶし程度に読んでもらえると幸いです。
『涼宮ハルヒの消失』が一番好き
涼宮ハルヒの憂鬱
- オセロ
シリーズ一作目『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場した記念すべきボドゲはオセロです。
ほとんどのボドゲは古泉が持ち込んだものですが、オセロだけはキョンの持ち込みなんですよね。
作中にて数回プレイされており、以降の作品でも度々出てきます。
ちなみに、古泉のボドゲの弱さは一作目から描写されてますね。
涼宮ハルヒの退屈
- オセロ
- チェス
- 将棋
『涼宮ハルヒの退屈』にて登場するボドゲはオセロ、将棋、チェスの3つ。
シリーズ内では最も多くのボドゲが登場しています。タイトル通り退屈していたのでしょうか。
オセロは2度目の登場。そして、オセロに飽きてきたからと言って古泉がチェスを持参します。
しかし、キョンがルールを知らなかったため、一人で詰めチェスをしています。
その後、ルールを覚えたキョンと対戦しますが、オセロと同じくチェスも弱い模様。
将棋は詰め将棋のみがプレイされており対戦はありませんでした。
シリーズを通して古泉が一人でプレイしている描写は結構出てきますね。
涼宮ハルヒの暴走
- 囲碁
『涼宮ハルヒの暴走』では囲碁が登場。
ハルヒについての話や、なぜ宇宙人や未来人、超能力者が現れたのかなど、重要っぽい話をしながら囲碁が遊ばれています。
「古泉の黒石を大量死に追い込むことはそれほど難易度が高くないのだ」
涼宮ハルヒの暴走/谷川 流/2003年/角川スニーカー文庫
と言うキョンのセリフからして、古泉は囲碁も弱い模様。
涼宮ハルヒの陰謀
- 軍人将棋
『涼宮ハルヒの暴走』では軍人将棋が登場。
軍人将棋とは将棋をベースとしたゲームで、コマを裏向きに自由配置するのが特徴です。
またコマにはそれぞれ強さが設定されており、基本的に弱いコマは強いコマを倒すことはできません。
そういったルール上、対戦プレイヤー2人と審判1人が必要なはずですが、古泉はここでも1人でプレイしています。ゲームとして成り立つのでしょうか?
涼宮ハルヒの憤慨
- オセロ
- 将棋
『涼宮ハルヒの憤慨』ではオセロと将棋がともに再登場。
オセロに至っては3度目の登場です。
作中では1年の時間が経過しており、原点回帰ということでオセロがプレイされています。
『涼宮ハルヒの退屈』では詰め将棋のみだった将棋も、本作ではしっかり対戦してますね。
涼宮ハルヒの分裂
- 連珠
『涼宮ハルヒの分裂』では連珠が登場。
連珠とは五目並べにルールが追加されたようなゲームで、先手側に禁じ手が課されているのが特徴です。
キョンはその日が初プレイだったそうですが、下校時間までプレイしているのを見るにそこそこハマった様子。
涼宮ハルヒの驚愕(前)
- 動物将棋
『涼宮ハルヒの驚愕(前)』では動物将棋が登場。
動物将棋とはコマが4種類になったカジュアルになった将棋のようなゲームです。
今までは古典ゲームが多かったですが、ここにきて割と新しめのゲームが出てきます。
作中では古泉が1人でプレイ。
調べてみたら、詰め動物将棋もあるんですね。詰め将棋よりも優しめで頭の体操に良さそうです。
涼宮ハルヒの驚愕(後)
- 象棋(シャンチー)
- 動物将棋
『涼宮ハルヒの驚愕(後)』では象棋が登場。
わたし自身知らないゲームだったのですが、調べると作中に書いてる通り将棋に似たルールなのですね。
将棋の王将にあたるコマを取られたら終わりなのは同じ。取られたコマは使われないため、将棋よりも短時間で決着するそうですね。
ちなみに、あらゆるボドゲで連敗中の古泉が勝てそうなゲームとして象棋を持ち込んだようですが、当然のようにキョンが勝利したとのこと。
動物将棋はいつの間にやらキョンの妹の手に渡っていたようです。
作中では長門とキョンの妹という珍しい組み合わせでプレイされています。
涼宮ハルヒの直観
- 将棋
- クアルト
『涼宮ハルヒの直観』では将棋とクアルトが登場。
将棋は3度目の登場ですね。今回は部室ではなく、ハルヒと校長が校長室で対戦しています。
のちに校長は機関の協力者であり、ハルヒの足を止めるべく将棋をしたことが判明。一体機関の手はどこまで伸びているのやら。
クアルトは唐突に登場したので驚きました。
前巻で登場した動物将棋と同様、古典ゲーム以外のボドゲが出てくると嬉しさを感じます。
まとめ
以上『涼宮ハルヒ』シリーズに登場するボードゲームを調べました。
こうして調べてみると、想像以上に色々な種類のボドゲが出ているのだと分かりました。
あと、全体的にアブストラクトゲームが多めですね。2人対戦となると仕方ないのかな。
それにしても、聡明な古泉がボドゲが弱いのは何かの伏線なのでしょうか?気になります。
いつかSOS団全員でガッツリボドゲをする回も読んでみたいですね。
それではノシ
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