こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
ドラフトゲームで人気のある作品といえば『イッツアワンダフルワールド』と『世界の七不思議』があげられますね。
どちらもゲームとしての完成度が高く、たくさんの人に遊ばれています。
これら2つの作品は似たようなゲームだと言われがちです。
ではこれらの違いは何なのでしょうか?
今回は『イッツアワンダフルワールド』と『世界の七不思議』を比較し、どちらがおすすめなのか紹介します。
ぜひ購入の参考にしてください!
ドラフトいいよね
『イッツアワンダフルワールド』とは
ゲームタイトル | イッツアワンダフルワールド |
デザイナー | Frédéric Guérard |
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | engames |
プレイヤーは拡大を続ける帝国の指導者となり、誰よりも速やかかつ優れた発展を目指します。
4ラウンドに渡るドラフトゲームで、カードの構築と資源のやりくりを駆使し、点数を伸ばします。
『世界の七不思議』とは
ゲームタイトル | 世界の七不思議 第二版 |
デザイナー | アントワーヌ・ボウザ |
プレイ人数 | 3~7人 |
プレイ時間 | 30分~40分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
プレイヤーは3つの時代に渡って、建物を立てたり文明を築いたり七不思議を発展させたりして、自分の年を成長させていきます。
全3ラウンドのドラフトを経て自分の点数を伸ばします。
内容物の違い
2つの大きな違いは資源キューブの有無です。
『イッツアワンダフルワールド』は資源キューブがあるため視覚的に優しいですが、配置のやりくりに時間がかかります。
一方『世界の七不思議』は資源キューブがないので視覚的には分かりづらいですが、その分ゲームがスムーズに進行します。
ゲーム終了と勝利条件
この部分はほとんど違いがありません。
プレイ時間もほとんど変わらないです。
点数計算はかなり違うため、後ほどくわしく紹介します。
ゲームの流れ
どちらもラウンド制で1ラウンドが終われば次へ……という流れです。
『世界の七不思議』にはラウンドの合間で軍事交戦があり、これが『イッツアワンダフルワールド』にはないインタラクション要素となっています。
ドラフトのやり方
ドラフトのやり方はかなり違いがでます。
『イッツアワンダフルワールド』は一度カードが回り切ってから、それらをどうするか決めます。
また配られるのは全てのカードが入った山札からのため、どんなカードが手札にくるか見当がつきません。
『世界の七不思議』はドラフトしたカードをどうするかその都度決めていきます。
またカードは各世代の山札から配られるため、どんなカードがくるかある程度の予測が可能です。
2つのドラフト方法を比べると『イッツアワンダフルワールド』の方がやや優しめ。
『世界の七不思議』はある程度このゲームに慣れていないと不利になってしまいます。
インタラクション
違いは資源産出量の競争か軍事交戦かです。
『イッツアワンダフルワールド』は資源産出時に一番産出量が多いプレイヤーにボーナス点があります。
そこまで強いインタラクション性はありませんが、ある意味全プレイヤーとの関りがあると言えます。
一方『世界の七不思議』の軍事交戦は負けてしまうとたちまちマイナス点になるなどインタラクション性は強め。
しかし両隣のプレイヤー以外とは一切干渉しません。
広く浅くが『イッツアワンダフルワールド』狭く深くが『世界の七不思議』です。
点数計算
点数計算の違いは比べると一目瞭然でしょう。
『イッツアワンダフルワールド』はかなりシンプルなのに対し、『世界の七不思議』は点数になる要素が多く、計算方法が複雑なものもあります。
結局どっちがいいの
以上『イッツアワンダフルワールド』と『世界の七不思議』の比較をしていきました。
ではどちらがおすすめなのかと言うと、個人的には『イッツアワンダフルワールド』があがります。
資源キューブの存在や点数計算のシンプルさが特に気に入りました。
産出ボーナスのおかげで、ドラフトゲームでは珍しく全プレイヤーに干渉できるのもGOOD!
もちろん『世界の七不思議』も戦略性があり面白いゲームです。
ただ若干複雑になっているため『イッツアワンダフルワールド』に慣れてから手を出してみるのがいいでしょう。
この記事を読んでぜひ購入の参考にしてください!
それではノシ
ボードゲームイッツアワンダフルワールド 日本語版 (It’s a Wonderful World)