こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
毎日のように新作が発表されるボードゲーム業界。
流行りのジャンルやシステムは時代によって移り変わります。
ただ、そんなボドゲ業界でも昔に登場したものながら今でも根強いファンがいるゲームが多くあるのも事実。
なので今回は、1999年以前に登場したボードゲームを9つ紹介します。
現代でも間違いなく楽しめるゲームばかりなので参考になれば幸いです。
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現代でも通用する面白さ
アクワイア 1962年
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『アクワイア』は不動産投資をおこないお金を増やす投資ゲーム。
ゲームは手番に手元のタイルを配置し、各ホテルチェーンの株を購入していくという流れ。
ホテルチェーン同士が合併するタイミングでないと株を売ることはできないため、どこの株を買うべきかを見定めることが重要です。
難しそうなテーマですが、ゲーム自体はランダムに引いたタイルの配置が中心なので意外とカジュアルに楽しめます。
ただ、下位のプレイヤーにこれと言った救済措置がないのは古いゲームならではという印象。
ガイスター 1982年
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『ガイスター』はボード上のオバケコマを動かして勝利条件を目指す2人用ゲーム。
手番に自身のコマを動かして
- 相手の青いコマを全て取る
- 自分の赤いコマを全て取らせる
- 自分の青いコマをゴールさせる
以上3つある勝利条件のいずれかを目指します。
お互いに相手のコマは見えないようになっているので、青いコマと思わせて赤いコマを取らせるといった心理戦が楽しめます。
シンプルながら戦略性は深いです。
ハゲタカのえじき 1988年
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『ハゲタカのえじき』は共通の手札を使って得点カードを取り合うカードゲーム。
数字が書かれたカードを出し、より高い数字を出したプレイヤーが得点カードを獲得できます。
ただし、他プレイヤーと同じ数字を出すと無効になってしまうので、被りそうな数字を出さないよう気を付けないといけません。
バッティングを避けて小さい数字で得点を取ったときは非常に快感です。
みんなでバッティングにワイワイ盛り上がりながらできる、そんなゲームです。
クアルト 1991年
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『クアルト』は変則的な4目並べをおこなうアブストラクトゲーム。
色、形、高さ、穴の有無のいずれかをボード上一直線に揃えることが目的です。
ただし、置くコマは相手プレイヤーが選ぶため揃えるのは中々困難。
反対に、自分の見落としのせいで相手に勝利のコマを渡してしまうこともあるのです。
自分が渡したコマで勝たれるのが何とも悔しいんですよね。
注意力と集中力が問われるゲームです。
モダンアート 1992年
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『モダンアート』は絵画を競り落とし、換金することでお金を稼ぐ競りゲーム。
絵画によって異なる競りがおこなわれ、全4種類の競りが楽しめます。
中でも、コインを手に握って一斉に公開する「入札」は非常に盛り上がります。
絵画は画家ごとの出品数によって価値が変動するため、競り落とすタイミングが重要です。
出品数が少ないとせっかく競り落とした絵画が紙切れになってしまうことも……。
競りゲームの中では資金余力が残るゲームなので割とカジュアルに楽しめます。
ニムト 1994年
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『ニムト』はマイナス点を取らないように手札を出していくカードゲーム。
プレイヤーがカードを一斉に出し、ルールに従って列へと並べていきます。
このとき、各列6枚目のカードを出したプレイヤーはその列のカードを全て引き取らなければなりません。
これらはマイナス点となるため、なるべく引き取らないようにカードを出していくのです。
ルール自体は非常にシンプルですが、どのカードから出していくかの考えどころは多いです。
プレイ人数が少ないほど戦略性が上がり、逆に多いとパーティゲーム感が強くなります。
個人的には大人数でプレイした方が盛り上がるので好みです。
カタン 1995年
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『カタン』は無人島で開拓をおこなう拡大再生産ゲーム。
言わずと知れた世界一売れているボードゲームです。
獲得した資源を使って建設をおこない、更なる資源を獲得することで開拓を進めます。
あとは『カタン』の特徴と言えば交渉要素。これにより、対戦ゲームながら他プレイヤーと半協力体制でゲームが進むのです。
ゲーム自体はダイスロールと資源の獲得が中心なので、重量級ゲームの中では遊びやすいのもポイント。
今でも定期的に大会が開かれるほどの大人気作です。
コリドール 1997年
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『コリドール』は相手プレイヤーの進行方向を防ぎつつゴールを目指すアブストラクトゲーム。
自分の手番にコマの進めるか壁を配置するかをおこないます。これを繰り返し一早く向こう岸のゴールを目指すのです。
ゴールが近づくと間違いなく相手からの妨害が入るため、常に「あと一歩が遠い……」という気持ちになるゲーム。
運が絡まずに一手のミスが大きな影響を与えるため、非常に戦略性が高いです。
将棋やチェスが好きならハマること間違いなしでしょう。
あと、アブストラクトゲームの中では珍しく4人でもプレイできる点もポイント。
ラー 1999年
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『ラー』は手元のコマを使ってタイルの入札をおこなう競りゲーム。
袋から取り出されたタイルがどんどん並んでいき、特定のタイミングで競りが始まります。
競りでは手元のコマを使っておこないます。入札タイミングは一回だけなので競り落とすかどうかの判断が重要。
ただし、単にタイルを集めれば良いという訳ではなく、高得点には特定の組み合わせが必要というセットコレクション要素もあります。
また、使ったコマは次回の競りで出品されるため、高価値のコマは考えて使いたいところ。
このような数々のジレンマが悩ましくも楽しいゲームです。
まとめ
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以上、1999年以前に登場したボードゲームを紹介しました。
やはり、たとえ何十年も前のゲームだとしても面白さは色褪せませんね。
現代でも十分に楽しめるゲームばかりです。
もちろん、ゲームシステムの古さを感じることもありますが、逆にそれが新鮮で面白いと感じる部分でもあるのかもしれません。
ボドゲの原典に触れてみる意味でも、ぜひ紹介したゲームたちをプレイしてみてください。
それではノシ