『カタンの開拓者たち』(通称カタン)をご存じでしょうか?
1995年に発売されたボードゲームで世界一売れているボードゲームとして有名です。
いまだに多くのファンから愛されている作品。
そんな『カタン』から社会で役立つビジネス力が学べることをご存じでしょうか?
今回は『カタン』をプレイすることで身につく3つのビジネス力を解説します。
楽しみながら身につく
『カタン』とは
タイトル | カタンの開拓者たち |
デザイナー | クラウス・トイバー |
プレイ人数 | 3~4人 |
プレイ時間 | 約60分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
販売元 | ジーピー |
「カタン島」という無人島でいち早く街の発展を目指すゲーム。
ダイス目によって産まれる資源を使って開拓を進めていきます。
ジャンルは拡大再生産。
子どもでも遊べるシンプルさながら、大人でも頭を悩ませる戦略性があります。
カタンで学べるビジネス力①交渉力
『カタン』の特徴として真っ先に挙げられるのが交渉です。
建築やカードの獲得にはさまざまな種類の資源が必要なのですが、ゲームの性質により手元の資源がどうしても偏ってきます。
そのためプレイヤー間で頻繁におこなわれるのが資源交換の交渉です。効率よく資源を揃えるために他プレイヤーと取引をおこなわれます。
交渉の際に意識したいことは妥協点を見つけること。
つまり自分が得をしつつ相手も満足するような交渉を持ち掛けることが大切なのです。
これはビジネスの場でも必要とされる考え方で、交渉によって双方で利益が上がるような妥協点を求められます。
『カタン』ではこのような交渉力が学べます。
カタンで学べるビジネス力②優先順位をつける力
『カタン』は手元に資源さえあれば何らかのアクションが可能です。
ただし手番に1アクションしかできないため、何からするべきなのかを常に考える必要があります。
例えば資源を取られる前に建築を進めたり、ボーナスが取れそうなら道を伸ばしたりなど。
置かれている状況を見てアクションに優先順位をつけ、高い順からやっていくとゲームがより有利に進みます。
ビジネスの場でも同様、優先順位をつけることで効率よく仕事が進みます。
多くの業務が立て込んで何から手を付ければ良いか分からないときってありますよね。
そんなときカタンで学んだ優先順位をつける力が役立ちます。
『カタン』で学べるビジネス力③逆算力
『カタン』は1人のプレイヤーが10点を獲得した瞬間ゲームが終了します。
誰からゲームを始めたか関係なく即終了するのです。
得点方法は建築・カード・ボーナスの3種類。
ゲーム終盤はどのような手段で10点に到達するかを常に考えます。
その際に必要なのがゴールから逆算する考え方です。
つまり10点をゴールと設定し、そこに至るまでにどのようなアクションをするべきなのか逆算するのです。
そうすることで必要な資源やアクションが見えてきます。
ビジネスの場では設定された目標を必達することが求められます。
特に営業職では顕著なのではないでしょうか。
そんなとき『カタン』で学んだゴールから逆算する考え方が存分に活かせるでしょう。
まとめ
- 交渉力
- 優先順位をつける力
- 逆算力
以上『カタン』で学べる3つビジネス力を解説しました。
どれも社会でも必ず求められる力ばかりです。
ビジネス書や研修でも学ぶ機会はありますが、どうせなら楽しみながら学ぶのが一番。
もちろんゲームとしても大変面白いゲームですのでぜひ遊んでみてください。
その他、社会人にプレイしてほしいボードゲームはこちらにまとめてます↓
それではノシ