こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はきゅうりが集まると脱落してしまう『5本のきゅうり』を紹介します。
最後のトリックだけは勝ってはいけないという少し変わったトリックテイキング。
トリテの中では抜群の遊びやすさを誇ります。
きゅうりまみれを阻止する
- 遊びやすいトリテが欲しい
- 持ち運びやすいゲームを探している
- 得点計算が面倒くさいと感じる
『5本のきゅうり』ゲーム情報
| タイトル | 5本のきゅうり |
| デザイナー | フリードマン・フリーゼ |
| プレイ人数 | 2～6人 |
| プレイ時間 | 25分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 販売元 | 株式会社アークライト |
『5本のきゅうり』概要
『5本のきゅうり』はトリックテイキングゲームの『アグルカ』を現代風にリメイクしたゲームです。
ゲームを流れは手札がなくなるまでトリックを繰り返す一般的なトリテ。
ただし、最後のトリックに勝つときゅうりトークンを受け取らなければならず、6個以上のトークンが集まると脱落してしまいます。
最後の1人になるまで勝ち残るのが目的です。
『5本のきゅうり』ゲーム終了と勝利条件
1人のプレイヤー以外が脱落するとゲーム終了。
その時点で残っているプレイヤーが勝利します。
『5本のきゅうり』準備＆ゲームの流れ
『5本のきゅうり』の準備とゲームの流れを説明します。
準備
全60枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。
きゅうりトークンは全員が手の届く場所へ。
以上で準備完了です。
ゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りでトリックをおこないます。
一番数字の大きいカードを出したプレイヤーはトリックに勝利し、再びそのプレイヤーからトリックをおこないます。
スタートプレイヤー以外のプレイヤーが出せるカードは
- 場に出ているカード以上の数字を持つカード
- 手札にある最も数字の小さいカード
のいずれかです。
最後のトリックに勝利したプレイヤーは、自分が出したカードに描かれている分のきゅうりトークンを受け取ります。
それが終わったら再びカードを7枚ずつ配り、トリックを始めます。
ゲーム脱落と勝利
受け取ったきゅうりトークンは累計されていき、6個以上になったらプレイヤーはゲームから脱落してしまいます。
これをプレイヤーが1人になるまでゲームを続け、最後まで残ったプレイヤーの勝利です。
『5本のきゅうり』レビュー
『5本のきゅうり』のレビューです。主に4人でプレイしました。
誰から「お漬物」になるかドキドキ
6個以上のきゅうりトークンを受け取ってしまうと即脱落になる『5本のきゅうり』
脱落したプレイヤーは「お漬物」と呼ばれます。
本ゲームは、いかにこの「お漬物」を回避するかのゲームなのです。
最後のトリックに勝たないために数字が小さいカードを手札に残したいところですが、ルール上なかなか上手くはいきません。
誰からお漬物になるのか……そんなハラハラドキドキなゲームが楽しめます。
特に手元のきゅうりトークンが5個溜まったときの緊張感は相当なものですね。
比較的遊びやすいトリテ
『5本のきゅうり』はカードにスートや色が存在せず、多くのトリテに存在するマストフォローがありません。
また、全てのカードが配られるわけではないので、カウンティングもそこまで重要ではないです。
以上の点からトリテの中では非常に遊びやすい部類と言えるでしょう。
勝敗が得点ではなく勝ち残りなのも分かりやすいですね。
得点用チップを用意する手間もなく済んで助かります。
最初に脱落するとヒマになる
『5本のきゅうり』は負け抜けなので、一度脱落すると勝者が決まるまでゲームに参加できません。
そのため、一番最初に負けると結構ヒマな時間を過ごすことになります。
この時間が案外長くて、プレイ人数が多くなると余計に待ち時間が増えます。
他のプレイヤーがゲームをしている様子を楽しむのも良いですが、やっぱり自分もゲームに参加したいもの。
この待ち時間をどのように捉えるかによって、ゲームの評価が変わるかもしれません。
まとめ
- 誰がきゅうりを受け取るかドキドキ
- 比較的遊びやすいトリテ
- 最初に脱落するとヒマになる
以上『5本のきゅうり」を紹介しました。
スートがなくカウンティングも重要ではないため、トリテの中でも非常に遊びやすいです。
スタンダードなトリテとは言えませんが全体的な流れは同じなので、トリテ入門としてもおすすめ。
小箱サイズで持ち運びやすいため、持っていても損はないでしょう。
それではﾉｼ
