ジュエルマイスター｜レビュー【ボードゲーム】

こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回は飛び出す絵本のようなゲームボードが特徴的な『ジュエルマイスター』を紹介します。

キレイな宝石を集めて得点を稼ぐゲーム。

見た目と反してシブいプレイ感でインタラクション性が非常に高いです。

2024年3月のBGBEにて先行販売され、その後一般販売されました。

『ジュエルマイスター』ゲーム情報

タイトル	ジュエルマイスター
デザイナー	ヴァレリー・ノヴィコフ アレクセイ・サフィン
プレイ人数	2〜4人
プレイ時間	約20分
対象年齢	10歳以上
販売元	ジーピー

『ジュエルマイスター』概要

『ジュエルマイスター』では、プレイヤーは宝石職人として最高傑作のジュエリーを作ることを目指します。

そのために魔法の鉱山へ足を運び、光り輝く宝石を集めるのです。

アクションによって宝石を集めてジュエリーを作成……を繰り返すゲーム。

ジャンルはセットコレクション。インタラクション多めです。

『ジュエルマイスター』レビュー

『ジュエルマイスター』のレビューです。3人で複数回プレイしました。

飛び出すゲームボードが素晴らしい

『ジュエルマイスター』で最も特徴的なのがゲームボード。

ボードを広げると飛び出す絵本の要領で、魔法の鉱山が展開されます。

そこにキレイな宝石が転がる様は見ていて楽しく、非常に写真映えも良いです。

見るだけでも楽しめるのは高評価です。取っ付きやすさに直結すると思いますし。

たまーに宝石が詰まるのはご愛好。

地道に進むシブめのプレイ感

『ジュエルマイスター』は派手な見た目に反して、ゲーム進行は結構地道です。

宝石の獲得は1個ずつ、ジュエリーへの配置も1個ずつ……。

１手番に2アクションしか出来ないため、コツコツとジュエリーの完成を目指すことになります。

もちろん、スペシャルカードを使って効率良く進めることも出来ますが、そもそもカードを取るにも1アクションが必要。

少ないアクションの中でいかに効率良く得点するのか考える必要があり、想像よりもシブめのプレイ感でした。

個人的にはコツコツ得点を積み上げるのは好きなのでしっかり楽しめています。

スペシャルカードがミソ

アクションの1つで獲得できるスペシャルカードは、これがないと勝利できないと言って良いほど大事。

効率良く宝石集めやジュエル作成をおこなうことができ、また他プレイヤーの妨害も可能です。

特に妨害は強烈なものばかりで、宝石を取り除いたりジュエリータイルを交換したりなど、プレイヤーの計画を大きく狂わせてきます。

カードの中には他プレイヤーの手番でも使えるものもあり、自分の手番でも油断禁物。

ただし、カードを連発してても勝利することはできません。

どのタイミングでカードを使うか、いつジュエリー作成を進めるかのタイミングを見極めて計画を立てるのが楽しいです。

直接攻撃あり

上でも少し説明した通り『ジュエルマイスター』はスペシャルカードによる強烈な妨害があります。

そのため、必然的にインタラクションは多いです。

しかも、最近のボードゲームでは珍しく1人を狙った直接攻撃が可能。

特に点数が先行しているプレイヤーは妨害のターゲットにされやすく、集中狙いされると途端に勝利が遠のきます。

このように直接的な妨害が多いゲームなため、人によっては苦手意識が生まれるかもしれません。

逆に、こういった妨害のし合いが好きなら非常に楽しめるでしょう。

まとめ

以上『ジュエルマイスター』を紹介しました。

見た目と反してゆっくりと進行するゲームで、プレイ前後で印象が一気に変わりました。

ガッツリと妨害し合うゲームが好きなら非常にオススメです。

それではノシ