こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
火星地球化計画の貢献度の競うボードゲーム『テラフォーミング・マーズ』
戦略性とリプレイ性が高く大変人気の作品です。
そんなテラフォには現在3つのシリーズが出ているのをご存じでしょうか?
- 大人気作の本家『テラフォーミング・マーズ』(以下本家)
- カードプレイに重点を置いた『テラフォーミング・マーズ カードゲーム:アレス・エクスペディション』(以下アレス)
- ダイス要素を加えた『テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム』(以下ダイスゲーム)
以上の3つは火星を地球化するという目的は同じながら、それぞれ違った面白さがあります。
今回はそれらの特徴や魅力を紹介します。
どれも間違いなく楽しめる
じっくりと長時間プレイするなら本家
タイトル | テラフォーマーズ・マーズ~火星地球化計画~ 完全日本語版 |
デザイナー | Jacob Fryxelius |
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 90~120分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
重量級ゲームをじっくりとプレイしたいなら本家が一番でしょう。
火星の地球化計画に参入する企業となり、より多くの貢献を目指すゲーム。
ゲームが進むにつれ資源が増えていき、色々なアクションが出来るようになるのが爽快です。
メインであるカードプレイはもちろん、タイル配置、早取り、妨害など様々な要素があり非常に戦略的。
カードで得点を稼ぐも良し、盤面にタイルを置きまくって得点を稼ぐも良し。
200枚以上あるカードのおかげでとにかくリプレイ性が高いです。
拡張セットがいくつも登場しているので、通常ルールにマンネリを感じたら導入するのがオススメ。
特に序盤のゲームテンポを上げる『プレリュード』とマップを変える『ヘラス&エリシウム』は持っておいて損はありません。
本家+拡張さえあればしばらく遊ぶゲームに困らないレベル。
ボードゲーム好きなら1度は触れておきたいゲームです。
ダウンタイムがないのが魅力のアレス
タイトル | テラフォーミング・マーズ・カードゲーム:アレス・エクスペディション |
デザイナー | Jacob Fryxelius, Nick Little, Sydney Engelstein |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | アークライトゲームス |
アレスは本家のカードプレイに重点を置いたゲームです。
火星の地球化計画に貢献するのは本家と同じ。
カードプレイがメインで、本家にあったタイル配置や称号などの要素はバッサリ無くなりました。
一番の魅力はダウンタイムのなさ。
バリアブルフェイズオーダーが採用されており、ほとんどのアクションが同時進行でおこなわれます。
これにより体感プレイ時間が短いです。
ダウンタイムが長いとダレてしまいがちですからね。サクサクとゲームが進むに越したことはないです。
あとテラフォシリーズでは唯一協力プレイができるのも特徴的。
協力モードでは2人でグローバル・パラメーターの完了を目指します。
個人的にコンポーネントがきれいに収まるのも評価ポイント。
キューブ用トレイが付いていてゲーム中もこのまま使うことができます。
カードスリーブ付きでも箱の収まるのも素晴らしい。
お手軽にプレイできるダイスゲーム
タイトル | テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム |
デザイナー | Jacob Fryxelius, Daniel Fryxelius |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
ダイスゲームは本家のルールをカジュアルにしてダイス要素を加えたゲームです。
支払う資源がキューブではなくダイスに変わりました。
魅力は圧倒的な遊びやすさ。
プレイ時間が45分と短く、準備・片付けもラクラクです。ゲームボードが1枚なので大きなスペースも必要ありません。
ゲーム内容は本家のルールをそのままお手軽にしましたって感じ。
カードプレイはもちろん、タイル配置や称号、褒賞もしっかり採用されています。
産出ターンでダイスが振られ、その出目が資源となります。
出目の偏りもダイスの操作やワイルド・トークンのおかげである程度リカバリーは可能。
ただお金さえあれば何でもできた本家と比べると選択肢は少なめです。
一番新しく発売されたゲームで世間の評価が定まっていませんが、個人的には問題なく楽しめました。
重量級ゲームのプレイ前にやりたくなるゲームです。
多くのダイスを振るので事前にダイストレイの用意をお忘れなく。
ボードゲームテラフォーミング・マーズ ダイスゲーム 日本語版(Terraforming Mars: The Dice Game)まとめ
以上『テラフォーミング・マーズ』シリーズを紹介しました。
まとめると
- じっくり遊ぶなら圧倒的に本家
- ダウンタイムがないサクサクプレイならアレス
- お手軽に遊びたいならダイスゲーム
という感じです。
どのシリーズもそれぞれ違った楽しさがあります。
本家が好きならアレスとダイスゲームも1度は触れてみてはいかがでしょうか?
それではノシ