こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回は日本人作品初のアスドール・フランス年間ゲーム大賞を受賞した『ナナ』を紹介します。
変則的な神経衰弱が楽しめるゲーム。
馴染み深いルールのおかげで誰でもプレイしやすいです。
「7」を揃えて一発逆転
- 手軽に楽しめるゲームが欲しい
- 神経衰弱が好き
『ナナ』ゲーム情報
| タイトル | ナナ |
| デザイナー | 宮野 華也 |
| プレイ人数 | 2～5人 |
| プレイ時間 | 15分 |
| 対象年齢 | 6歳以上 |
| 販売元 | Mob+ |
『ナナ』概要
『ナナ』は神経衰弱のような要領で同じ数字のカードを3枚揃えるゲームです。
プレイヤーは場札もしくはプレイヤーの手札のカードを公開し、同じ数字を3枚当てることを目指します。
ゲーム勝利条件が複数あり、不利な状況でも逆転することが可能です。
『ナナ』ゲーム終了と勝利条件
- チャレンジを3回成功させる
- チャレンジで獲得した数字が足し引きで7にできる
- 7のチャレンジを成功させる
以上の3ついずれかを満たすと即座にゲーム終了。そのプレイヤーの勝利です。
『ナナ』準備＆ゲームの流れ
『ナナ』の準備とゲームの流れを説明します。
準備
プレイ人数に合わせて、場にカードを並べ各プレイヤーに手札を配ります。
プレイヤーは手札を受け取ったら、カードの数字が順番になるように並べ替えます。
以上で準備完了。スタートプレイヤーを決めてゲームを始めます。
ゲームの流れ
『ナナ』は手番制で時計回りで順番が回ります。
プレイヤーは自分の手番に同じ数字のカードを3枚当てるチャレンジをおこないます。
チャレンジでは手札か場札のどちらかを1枚公開。
場札の場合は好きなカードを選び公開することができます。
手札の場合はプレイヤー1人を指名（自分も可）
このとき、公開できるのはそのプレイヤーの手札にある最小の数字か最大の数字のどちらかです。
2枚目に公開したカードが1枚目のカードと異なるなら即座にチャレンジ失敗。
公開したカードは全て元に戻し、次のプレイヤーへ手番が移ります。
これをゲーム勝利条件が満たされるまで続けます。
『ナナ』レビュー
『ナナ』のレビューです。主に3人でプレイしました。
馴染みあるルールで分かりやすい
『ナナ』は神経衰弱がベースになっているため、馴染みあるルールで非常に分かりやすいです。
そのため、初プレイでも問題なく楽しめるでしょう。
むしろ、個人的には公開できる領域が限られている分、遊びやすさを感じました。
ちょっとした頭の体操になるため、ボドゲ会で最初にプレイするゲームとしても適しています。
また、小箱サイズでプレイスペースも広くないので、手軽に持ち運んで楽しめます。
一発逆転がアツい
『ナナ』には3つの勝利条件があり、中でも「7」を揃えると即座に勝利できるのが特徴的。
どんなに追い込まれた状況でも、これさえ揃えてしまえば勝ててしまうんですね。
もちろん、中間の数字である「7」を揃えるのは至難の業。
ただ、ゲーム後半になるにつれて揃えやすくなるため、 この辺りは上手い調整だと感じました。
何より、「7」のカードだけ金色で印字されているのが特別感があって良いんですよね。
得意不得意は分かれる
ベースが神経衰弱であるため記憶力が高い人ほど有利です。
そのため、『ナナ』の得意不得意は大きく分かれるでしょう。
わたし自身、記憶力はそこまで高くないため、数手番前にめくったカードを忘れてしまうことが多々ありました。
それでも、前述した逆転要素であったり、どこを公開させるかの戦略性の部分のおかげで十分に楽しめます。
まとめ
- 神経衰弱の要領で手軽に楽しめる
- 一発逆転要素あり
- 記憶力が重要
以上『ナナ』を紹介しました。
わたし自身、神経衰弱はやや苦手なのですが、それでも本ゲームは非常に面白いと感じました。
ゲームの流れや目的が分かりやすく、ボドゲに慣れていない人でも問題なく楽しめるでしょう。
言語依存なく楽しめるため、世界的に評価されているのも納得。
小箱サイズで収納スペースも取らないですし、手軽にできるゲームが欲しいなら是非オススメします。
それではﾉｼ
