【拡張】ドミニオン：錬金術｜ルール＆レビュー

こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回は大人気デッキ構築ゲーム『ドミニオン』の拡張『ドミニオン：錬金術』を紹介します。

新たな財宝「ポーション」が登場。

強力なアクションカードが特徴的です。

『錬金術』ゲーム情報

タイトル	ドミニオン：錬金術＆収穫祭デュアルセット
デザイナー	ドナルド・ヴァッカリーノ
プレイ人数	2～4人
プレイ時間	約30分
対象年齢	14歳以上
販売元	ホビージャパン

『錬金術』拡張要素

『錬金術』の拡張要素として

があります。

王国カードの追加

王国カードが12枚追加されました。

内訳は

後述する「ポーション」に関連するカードがほとんどです。

新たな財宝「ポーション」

新たな財宝カード「ポーション」が追加されました。

『錬金術』を導入する場合、ゲーム準備時に銅貨と同じように用意しておきます。

4コストと「銀貨」より少し高く設定されています。

『錬金術』で追加された王国カードのほとんどは「ポーション」が必要です。

代表的なカードを2枚紹介します。

錬金術師

3コスト+P アクション
+2カードを引く
+1アクション
このターン、クリーンアップフェイズの開始時に、場にポーションを出している場合、これを山札の一番上に置いてもよい。

「ポーション」を出しているなら山札の上に戻すことができるカード。

次の手番も「錬金術師」を使えるのが確定するためドローが加速します。

ゴーレム

4コスト+P アクション
ゴーレム以外のアクションカード2枚が公開されるまで、あなたの山札を上から公開する。
公開した他のカードを捨て札にし、次にその2枚のアクションカードを好きな順番でプレイする。

山札からアクションカードを掘り起こして使用するカード。

「ゴーレム」以外のアクションカードを2枚に絞ることで、狙ったカードを使うことができます。

デッキ内容を把握する必要がある上級者向けカード。

『錬金術』レビュー

『錬金術』のレビューです。主に4人で複数回プレイしました。

扱いが難しいカードが多い印象。

「ポーション」をいかに使いこなすか

『錬金術』で追加された王国カードのほとんどは「ポーション」が必要です。

この「ポーション」をいかに使いこなすかが重要。

複数枚手札に来ると邪魔になることが多いので、どれだけ買うべきかの判断が難しいです。

ただ『錬金術』のカードはどれも強力なのでぜひ使いたいところ。

強力なアクションカード多め

上でも少し触れましたが『錬金術』の王国カードは強力な効果のものばかり。

無視できないくらい大きな影響力があります。

ダイナミックなゲーム展開が期待できるでしょう。

ただどのカードも「ポーション」が必要なので使いこなすのは慣れが必要です。

『ドミニオン』に慣れてから導入したい

新たに追加された「ポーション」は『錬金術』固有のものなので、『ドミニオン』に慣れていないならまず戸惑いがあるかもしれません。

序盤は「銀貨」を買って……の定石から外れますからね。

導入は他の拡張を試してからでも良いでしょう。

もちろん『錬金術』も一度慣れたら虜になる魅力があります。

お気に入りカード２選

『錬金術』で追加された王国カードの中から特にお気に入りのカードを2枚紹介します。

戦略の軸になる強力なものばかり。

ブドウ園

P 勝利点
あなたの山札のアクションカード3枚(端数切り捨て)につき勝利点1を得る。

アクションカードを集めると点数が増える勝利点。

「庭園」が10枚で1点なことを考えると得点効率が非常にいいです。

ただ購入には「ポーション」が必要なので集めるのには工夫が必要。

購入権を増やすカードがあるなら軽めのアクションカードをどんどん集めましょう。

支配

6コスト+P アクション
あなたの左隣のプレイヤーは、この後に追加の1ターンを得て、
そのターンあなたはそのプレイヤーが見ることができるすべてのカードを見ることができ、すべての決定を行う。
そのターンのそのプレイヤーが獲得するカードは、代わりにあなたが獲得し、
廃棄するカードは脇に置いてターンの終了時にそのプレイヤーの捨て札へ戻す。

左隣プレイヤーのカードを使って追加ターンをおこなうカード。

追加こなすには左隣プレイヤーがどんなデッキを構築しているかの見極めが必要です。

非常に高コストで状況を選ぶカードですが、つい使ってみたくなる効果の豪快さが魅力的。

『ドミニオン』をプレイする前に

『ドミニオン』は何度もシャッフルをくり返すゲームです。

長く遊ぶためにも事前にスリーブに入れておきましょう。

サイズはホビーベース社のユーロサイズ・ハード CAC-SL36がピッタリ。

セットの収穫祭と併せて6個あれば足りますが予備用で余分に買っておくのがオススメ。

まとめ

以上『ドミニオン：錬金術』を紹介しました。

「ポーション」が必要なアクションカードはどれも強力で、ダイナミックなゲーム展開が期待できます。

ただ導入するのは他の拡張に慣れてからが良いですね。

『ドミニオン』を何度もプレイして気になったら導入しましょう。

それではノシ