こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
デッキ構築ゲームときいて何が思い浮かぶでしょうか?
どちらもデッキ構築として人気のゲームで今も拡張が出続けているほどです。
よく似たようなゲーム性だと言われる2作品ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
今回は『ドミニオン』と『クランク!』を比較し、どちらがおすすめなのかを紹介します。
『ドミニオン』とは
ゲームタイトル | ドミニオン 日本語版 第二版 |
ゲームデザイナー | ドナルド X. ヴァッカリーノ |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 約30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
『ドミニオン』とはプレイヤーが中世欧州の小王国の領主となり、自分の領土をどんどん広げていくゲームです。
初めは小さな領土と少しのお金しかありませんが、お金で仲間を集めていき、大きな発展を目指します。
デッキ構築の元祖と言える存在です。
『クランク!』とは
ゲームタイトル | クランク! 完全日本語版 |
デザイナー | Paul Dennen |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
販売元 | アークライトゲームス |
『クランク!』とはプレイヤーは盗賊となり、宝物があるダンジョンを探索するゲームです。
ダンジョンで眠っているドラゴンに気付かれると攻撃されるため、なるべくに物音を立てないようにしなければなりません。
ちなみにタイトルになってる「クランク!」はカチャカチャといった物音のことだそうです。
それぞれの内容物
コンポーネントの多さ=ゲーム準備時間の長さと言えます。
『クランク!』はゲームボードにトークンを並べるのにそれなりの時間がかかります。
内容物がカードだけの『ドミニオン』ならゲームを始めるまでの時間が短い分すぐれていますね。
ゲーム終了と勝利条件
『クランク』は点数になるものが数種類あるため、ゲーム終了時までのワクワク感がたまりません。
最後まで勝ち負けが分かりずらいです。
脱落要素がありますが、よっぽど欲を出さない限りはないでしょう。
一方『ドミニオン』で点数になるのは勝利点カードのみ。
ほとんどのケースは属州を何枚取ったかで勝利が決まるため、終盤には勝ち負けがほとんど分かってしまいます。
ゲームの進め方
『ドミニオン』はアクションカードの使用やカード購入が原則1回のみで、順番も決まっています。
それに対し『クランク!』はできる範囲なら好きなだけアクションを起こせる分かなり自由度が高いプレイが可能です。
ただしカードを全て使い切らなければいけないため、カードの引き具合に大きく左右されます。
自由度をとるか戦略性をとるかはその人次第。
デッキ構築のやり方
最大の違いは、獲得できるカードが最初からすべてオープンであるかどうかです。
『ドミニオン』は獲得できるカードが全てオープンの状態のため、どのような戦略をとるかを最初から考えることができます。
一方『クランク!』は100枚以上あるダンジョンカードの山から6枚見えているだけなので、狙ったカードを獲得するのは不可能です。
見通しの良さでいえば『ドミニオン』に軍配が上がります。
インタラクション
インタラクションの強弱はプレイヤーによってかなり好みが分かれるため、ぜひ慎重に確認しておきたいところ。
『ドミニオン』にはアタックアクションというものがあり、他プレイヤーに何らかの妨害をおこないます。
特に「呪い」は対処せずにいると一方的なゲームになってしまうほど強烈な妨害となっています。
インタラクションはかなり強めといえるでしょう。
一方『クランク!』では他プレイヤーのクランク!を増やすなどの攻撃要素がありますが、妨害としてはそこまで強いものではありません。
トークンの早取りも別ルートなら関係ないですし。
よってインタラクションはそこまで強くありません。
ちなみにわたしは強いほうが好みなので『ドミニオン』に軍配があがります。
リプレイ性
デッキ構築ゲームということもあり、どちらもリプレイ性が非常に高いです。
個人的には膨大な組み合わせが考えられる『ドミニオン』がより優れていると感じました。
結局どっちがいいの?
以上『ドミニオン』と『クランク!』の比較を紹介しました。
では結局どちらがおすすめかというと、個人的には『ドミニオン』があがります。
ゲームを始める準備のしやすさ、戦略性の高さなどから『ドミニオン』の方が優れていると感じます。
もちろん『クランク!』も大いに盛り上がる良いゲームです。
どちらを買うか迷ったときには
- 戦略性高めなガチガチのゲームをしたいなら『ドミニオン』
- カジュアルめで盛り上がりを重視するなら『クランク!』
を基準に考えましょう。
どちらのゲームも間違いなく楽しめるゲームなので、購入を迷ったときはぜひこの記事を参考にしてください。
それではノシ