こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回は人気ジャンルの一角であるデッキ構築系ボードゲームの中からおすすめのゲームを7つを紹介します。
わたしが最も好きなジャンルで何度もプレイしたゲームばかり。
ぜひ参考にしてください。
好きなゲームばかり
デッキ構築系ゲームとは?
デッキ構築系ゲームとは……
プレイヤーは個々人のデッキからカードをプレイし、新しいカードを獲得して反復的にデッキをプレイし、カードの獲得によって次第にデッキを改善していくメカニズム。
ジェフリー・エンゲルステーン,アイザック・シェレブ『ゲームメカニクス大全』小野卓也 訳,翔泳社,2020年
つまり、最初に配られたデッキを使って新たなカードを獲得しデッキを強くしていくゲームのことです。
カードだけでなくタイルやダイスが使われることもあります。
このスタイルを作り上げたのが『ドミニオン』であり、以降人気のジャンルとして地位を築いています。
魅力は何といってもどんどんデッキが強くしていきコンボを成立させる爽快感でしょう。
あと大抵のゲームが様々な組み合わせでプレイできるようになっており、リプレイ性が非常に高いです。
このことから1つ持っているだけでも相当長く楽しむことができます。
そんな人気のデッキ構築ゲームのなかから、わたしが特に気に入っているものを7つ紹介してきます。
ドミニオン
タイトル | ドミニオン 第二版 |
デザイナー | ドナルド X. ヴァッカリーノ |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 約30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
デッキ構築ゲームの祖。
いま世の中で出回っているデッキ構築ゲームの基礎になっていると言っても過言ではありません。実際ドミニオンライクと呼ばれるゲームは多いです。
最初に配られる財宝カードを使ってアクションカードや高価な財宝カードを獲得しデッキを強くしていきます。
勝利点もカードであり、いつ勝利点を取りにいくかも面白さの一つ。
魅力は何といっても膨大なカードたちです。
基本だけでも26種類のカードがあり、その中からゲームで使うのは10種類のみ。
数え切れないほどの組み合わせにより毎回ゲーム展開が変わります。
加えて拡張が10種類以上あってそれぞれ異なるカードや追加ルールが加わります。
現在でも度々拡張が登場していて、誇張なしでハマれば一生遊べるゲームです。
クランク!
タイトル | クランク! 完全日本語版 |
デザイナー | Paul Dennen |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
販売元 | アークライトゲームス |
獲得したカードを駆使してダンジョンを探索しお宝を持ち帰るゲームです。
特定のカードを使うとクランクキューブが溜まり、これが溜まってくると定期的にやってくるドラゴンの攻撃を食らいやすくなってしまいます。
許容ダメージを上回ってしまうとゲームから脱落に……。
このようにチキンレース要素もあります。
早々にお宝を回収して探索を切り上げるか、ダンジョン深層部まで潜って価値の高いお宝を求めるかはプレイヤー次第。
運要素が強めでガッツリ対戦というよりはカジュアルに楽しめるパーティゲーム寄り。
イーオンズ・エンド
タイトル | イーオンズ・エンド |
デザイナー | Kevin Riley |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
今回紹介するものの中で唯一の協力ゲームです。
ネメシスと呼ばれる敵からプレイヤー同士が協力して砦を守ります。
特徴的なのがデッキ構築の方法。
『イーオンズ・エンド』ではデッキが無くなると捨て札をそのまま裏返して新たなデッキとします。
つまりリシャッフルがおこなわれません。
これによりカードを使う順番、捨てる順番が非常に重要。
通常のデッキ構築とはまた違う考え方が必要です。
難易度設定がホントに絶妙で毎回ギリギリの戦いを楽しめます。
全ネメシスをクリアしたら難化ルールでも遊んでみましょう。
アーティチョークなんて大キライ!
タイトル | アーティチョークなんて大キライ! |
デザイナー | エマ・ラーキンズ |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
野菜たちの能力を使い、デッキ内のアーティチョークをどんどん捨てていくゲームです。
ゲームの流れは 野菜カード1枚獲得→手札の使用 だけなので大変シンプル。
シンプルながらカード獲得・圧縮・リシャッフル等、デッキ構築の基本的な要素はしっかり楽しめます。
デッキ構築ゲームにハードルの高さを感じているなら、導入としてぜひオススメ。
あと小箱で持ち運びやすいのもGOOD。
ウォーチェスト
タイトル | ウォーチェスト |
デザイナー | Trevor Benjamin,David Thompson |
プレイ人数 | 2人,4人 |
プレイ時間 | 30~40 分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | nostalgia長泉店 |
自軍のユニットを動かしてボード内の陣地を占領するゲーム。
本ゲームのデッキ構築ではコインを使います。
なのでドローは袋内から引くという流れ。
コインのクオリティが非常に高くリシャッフル時に袋のカチャカチャ音を聞くとテンション上がりまくり。
ゲームはチェスや将棋に似た具合で、手札のコインを使ってユニットを動かしたり相手を攻撃したりします。
またユニットごとに固有の能力が備わっており、これがリプレイ性を上げてくれます。
チェスのようなガチガチの対戦ゲームにデッキ構築のランダム要素が入ることにより、プレイ感は意外とカジュアル。
運と戦略がいい塩梅です。
オルレアン
タイトル | オルレアン 日本語版 |
デザイナー | ライナー・シュトックハウゼン |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 90分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
販売元 | エンゲームズ |
中世フランスを舞台にあらゆる要素から得点を稼ぐゲームです。
デッキ構築にはタイルを使います。
手番に袋から決められた数のタイルを引き、それを使って様々なアクションがおこなうのが基本的な流れ。
得点源はコイン、商品、交易所など様々あり、引いたタイルの内容によって戦略を組み立てていきます。
セットアップと片付けだけがネックですが、それを補うほどの魅力と面白さあり。
1度プレイしてハマったなら拡張の『交易と陰謀』を導入するのがおすすめです。
基本では足りない部分を補完し、より完成度の高いゲームとなります。
ゲームに使うタイルが小さく紛失しやすいため遊ぶ前にコインカプセルに入れましょう。
キュビトス
タイトル | CUBITOS キュビトス |
デザイナー | ジョン・D・クレア |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | TUOPIC |
誰よりも早くゴールを目指すレースゲームです。
デッキ構築にダイスを使うのが特徴的。
コンボを考えてデッキを強くしていくのはカードと同じです。
各色ダイスに効果があり、毎回組み合わせを変えることができるのでリプレイ性は高め。
またレース用ボードが4種類あって同じ組み合わせでもまた違った展開が繰り広げられます。
ダイスゲーム特有のバースト要素がありますが、救済措置があるためそこまで恐れなくてもOKです。
順位が下のプレイヤーほど多くのダイスを振れて後半の追い上げが熱い!
基本的に同時処理でゲームが進むためダウンタイムが少ないのがGOOD。
プレイの際は人数分のダイストレイがあると便利です。
ボードゲームキュビトス 日本語版 (Cubitos)エルドラドを探して
タイトル | エルドラドを探して 新版 |
デザイナー | ライナー・クニツィア |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
誰よりも早く黄金都市エルドラドへ到達するゲームです。
カードを使ったすごろくのようなプレイ感。
手札を使ってボード上のコマを動かし、ゴールを目指します。
コマの移動とカード購入を同じ手札でおこなうため、どちらを優先するべきかのジレンマが悩ましくも楽しいです。
カードの種類はもちろん計10枚あるタイルを組み合わせて膨大なコースパターンで遊ぶことでき、リプレイ性も高いです。
まとめ
以上デッキ構築系ゲームのおすすめを7つ紹介しました。
あらためて今回紹介したのは以下の通り。
- ドミニオン
- クランク!
- イーオンズ・エンド
- アーティチョークなんて大キライ!
- ウォーチェスト
- オルレアン
- キュビトス
- エルドラドを探して
どれも何度もプレイできる大変面白いボードゲームです。
デッキ構築系ゲームで遊びたいならぜひ参考にしてください。
それではノシ