こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はボード上でおこなわれる本格RPG『アンドールの伝説』を紹介します。
邪悪な怪物から王国を守るタワーディフェンス型ゲーム。
世界観が素晴らしくゲームの世界に入り込めます。
RPGおもろいよね
『アンドールの伝説』ゲーム情報
タイトル | アンドールの伝説 |
デザイナー | ミヒャエル・メンツェル |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 60~90分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
販売元 | コスモス |
『アンドールの伝説』概要
プレイヤーは勇者となり邪悪な怪物からアンドール王国を守りつつ様々な任務をこなしていきます。
ボード上にある自分のコマを使い、移動や戦闘などのアクションをおこなってゲームを進めるのです。
ジャンルはタワーディフェンス、協力ですね。ソロプレイも対応。
『アンドールの伝説』ゲーム終了と勝利条件
ゲーム終了はプレイヤーの勝利か敗北の2パターンあります。
アンドール王国を守りつつ決められた勝利条件を満たしていれば勝利。
逆にアンドール王国が敵に侵略されたり、与えられた任務を達成できなければ敗北です。
『アンドールの伝説』準備&ゲームの流れ
『アンドールの伝説』の準備とゲームの流れを説明します。
流れについてはチュートリアルを要確認。
準備
まずはプレイする物語のカードを1つ選びます。
準備するものは物語によって異なるため、それぞれの指示に従います。
共通するのはメインボードとプレイヤー準備。
メインボードは物語に合わせ裏表どちらかを使います。
プレイヤーには選択したキャラクターのボード、ダイス、コマ等を配ります。
キャラクターボードは両面仕様ですが、性別が変わるのみで性能同じです。
準備が整ったら物語カードを上からめくってゲームスタート。
ゲームの流れ
ゲームルールについては、チュートリアルである「伝説1」を通してプレイすることで理解できるようになっています。
なので本記事では大まかなシステム面を解説。
手番にすること
プレイヤーは時間を消費して以下のアクションをおこないます。
- 移動……自身のコマを移動
- 同調……その場にとどまる
- 戦闘……怪物と戦闘をおこなう
例えば移動アクションは任意のマスに移動し、移動した1マスにつき1時間が消費されるのです。
プレイヤーの時間がすべて消費されると1日が終わります。
1日が終わるとイベント発生や怪物進行の処理あり、最後に物語トラックにあるコマを移動させます。
この際、特定のトラックまで進むとカードがめくられて物語が進みます。
戦闘
時間を消費することで同じマスにいる怪物と戦闘をおこなうことができます(怪物側から攻撃を仕掛けられることはない)
戦闘に使うのは主にダイス。
ダイスを振って一番大きい出目+攻撃力が自身の戦闘力となります。
その後、怪物側のダイスを振り戦闘力を比較。怪物の意志力を0にしたら勝利です。
徐々に進行してくる怪物からアンドール王国を守りつつ、時間が進むにつれめくられる物語カードに従います。
任務があればそれをこなします。
物語が終わった時点でプレイヤーの勝利条件が満たされていればクリアです。
『アンドールの伝説』レビュー
『アンドールの伝説』のレビューです。2人でプレイしました。
世界観の作り込みがすばらしい
とくかく世界観の作り込みが素晴らしいです。
ゲームが進むにつれめくられる物語カードを読み上げていると、まるでゲームの住人になったような感覚に。
なぜそのアクションをしないといけないかの理由付けもしっかり書かれていて、目的を失わずにプレイができます。
朗読上手な人がいればより楽しめそう。
またメインボードにはお城、山、森などRGPっぽいものが描かれていて、プレイ前からワクワク感がたまりませんでした。
手番にすることがシンプル
プレイヤーが手番にすることは非常にシンプル。
移動がメインでたまに戦闘という感じ。
その戦闘もダイスによって決まるため分かりづらくなる要素はありません。
ただアクションができる時間が限られているため、効率的にプレイすることが必要。
シンプルではありますが結構頭を使います。
やりごたえ抜群の難易度
コマの操作はシンプルそのものですが、ゲームのクリア難易度は高め。
チュートリアル用で用意された「伝説1」ですら簡単にはクリアできません。
どの物語でも一発クリアは厳しいでしょう。
ただ失敗しつつも試行錯誤を重ねて最適解を見つける過程がなんとも楽しいです。
クリアできたときの爽快感は相当なもの。
広いスペースが必要
ゲームのメインである6つ折りボードは縦56×横84とかなりの大きさです。
メインボード以外にもプレイヤーボードやその他細かなコンポーネントの置き場も欲しいところ。
快適にプレイするためには広いスペースが必要です。
どうしてもテーブルに入りきらないなら床でするもの1つの手ですが、腰にも良くないですしなるべく避けたいところ。
わたしが以前に紹介したテーブルなら問題なく入るためぜひ参考にしてください。
まとめ
- 世界観が素晴らしい
- 手番にすることはシンプル
- やりごたえ抜群
以上『アンドールの伝説』を紹介しました。
ボード上でRPGをするのは初めてなので新鮮な気持ちでプレイすることができました。
協力ゲームの中では上位の面白さではないでしょうか。
いまだ全物語をプレイしていないのでまだまだ楽しめそうです。
それではノシ