こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
世界三大ボードゲームといえば
- カタン
- ドミニオン
- カルカソンヌ
以上の3作品が挙げられます。
この中で一番新しい『ドミニオン』が登場したのが2008年、『カタン』『カルカソンヌ』に至っては20年以上前のゲームです。
昔から今も遊ばれている名作には間違いないですが、毎年のように面白いボードゲームが出ているのも事実。
そろそろより新しく登場した作品で世界三大ボードゲームを決めてもいいのではないでしょうか?
今回は新・世界三大ボードゲームについて考えます。
どのゲームが選ばれるか……
世界3大ボードゲームの共通点を探す
まず現在言われている世界三大ボードゲームの共通点をざっと挙げていきます。
- プレイ時間は30分~60分程度
- 分かりやすいルール
- 何らかの賞に選ばれている
- 流通数が多い
プレイ時間は軽すぎず重すぎずが大事。なので30分〜60分程度のものが理想です。
1度プレイしたらすぐに覚えられる分かりやすいルールも大切です。複雑すぎるルールは人を選んでしまうので。
何らかの賞に選ばれていることは目に見える確かな実績として重要。賞に選ばれている=売れているのは間違いないです。
また流通数が多いことも見るべきポイント。面白いゲームだけど中々手に入らない……だと世界三大ボードゲームとは言えないでしょう。
このような共通点を踏まえつつ、『ドミニオン』より後に登場したゲーム(2009年〜)の中から新たな世界三大ボードゲームを決めていきます。
新・三大ボードゲームはこれだ!
以上の共通点から新・世界三大ボードゲームを選びました。
選ばれたゲームは以下の通り
- 宝石の煌き
- イッツアワンダフルワールド
- アズール
それぞれ紹介します。
宝石の煌き
タイトル | 宝石の煌き |
デザイナー | Marc André |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 約30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
『宝石の煌き』は2014年に登場した拡大再生産ゲーム。
宝石トークンを獲得してそれを使ってカードを獲得……を繰り返し勝利点を稼ぎます。
カードにはコスト軽減の効果があり、ゲームが進みカードが増えるにつれ高コストのカードが獲得できるようになるのです。
まさに、拡大再生産の面白さを抽出したようなゲーム内容。
プレイヤーが手番にすることは
- チップを獲る
- カードを買う
- カードを予約する
以上の3つから1つ選ぶだけのシンプルな内容。
いかに効率よくカードを獲得するかがゲームの肝です。
拡張もありますが本作だけで完成され過ぎていて影が薄めな印象。
2014年の「日本ボードゲーム 大賞」受賞。また同年「ドイツ年間ボードゲーム大賞」にノミネートしています。
イッツアワンダフルワールド
タイトル | イッツアワンダフルワールド |
デザイナー | フレデリック・ゲラード |
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
販売元 | エンゲームズ |
『イッツアワンダフルワールド』は2019年に登場したドラフトゲーム。
配られた手札を1枚ずつ選んでいき、手元のカードの建設を進めていく……とスタンダードなドラフトゲームです。
同時進行のためダウンタイムが少なく非常サクサクとゲームが進みます。
産出量ボーナスのおかげで、ドラフトゲームの中では珍しく両隣以外のプレイヤーとも若干のインタラクションあり。
拡張を加えるとより戦略性が高いゲームに。特に『荒廃と隆盛』は本作にハマったなら買って間違いありません。
2020年に「日本ボードゲーム大賞」2021年に「オランダゲーム賞2021」を受賞しています。
アズール
タイトル | アズール |
デザイナー | Michael Kiesling |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
『アズール』は2018年に登場したタイル配置ゲーム。
タイル職人として自身のボードにタイルを配置していき得点を稼ぎます。
綺麗なタイルのコンポーネントが特徴的。
そんな綺麗な見た目とは裏腹にゲーム内容はかなりシビア。
タイルを獲得しそれを配置することで得点を伸ばすのですが、ボードに収まらないタイルは失点対象になってしまいます。
そして、タイルは順番に取っていくため、不要なタイルを取らざるを得ないこともあるのです。
自身のボードと同じくらい他プレイヤーのボードを見ることが大事。
このようにインタラクション性が非常に高いです。
登場した2018年に「ドイツ年間ゲーム大賞」と「ドイツゲーム賞」ダブル受賞を成し遂げています。
まとめ
- 宝石の煌き
- イッツアワンダフルワールド
- アズール
以上新・世界三大ボードゲームを考えました。
個人的にはかなり良い線を選べたのではないかと思っています。
どれも間違いなく楽しめるゲームなのでぜひプレイしてみてください。
それではノシ
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