こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はキレイなタイルを並べて得点を稼ぐ『アズール』を紹介します。
その見た目とは裏腹に戦略性が非常に高いゲーム。
ガチガチの対戦が楽しみたいならオススメです。
写真映えも良し
『アズール』ゲーム情報
タイトル | アズール |
デザイナー | Michael Kiesling |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 約30~45分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
販売元 | ホビージャパン |
『アズール』概要
プレイヤーはタイル・アーティストとなり、王の命のもとエヴォラ宮殿の壁の装飾をおこないます。
ゲームはタイルを配置していき得点を稼いでいくという流れ。
ジャンルはタイル配置。運要素少なめです。
『アズール』ゲーム終了と勝利条件
1人のプレイヤーのボードにタイルが横一列で揃ったなら、そのラウンドでゲーム終了。
その時点での得点とボーナス点を合わせて、一番得点が高いプレイヤーの勝利です。
『アズール』ゲームの流れ
『アズール』の準備とゲームの流れを紹介します。
準備
全てのタイルを袋に入れてよく混ぜます。
プレイ人数に応じた枚数の工房展示ボードを並べ、その上にタイルをランダムで4個ずつ置きます。
各プレイヤーに
- プレイヤーボード
- 得点マーカー
を配れば準備完了。
スタートプレイヤーのみ先手プレイヤーマーカーを受け取ります。
ゲームの流れ
『アズール』はラウンド制で各ラウンド以下3つのフェイズを繰り返します。
- 工房の提示
- 壁へのタイル配置
- 次ラウンドへの準備
工房の提示
このフェイズではテーブルに並べられたタイルを順番に取っていきます。
プレイヤーは工房展示ボードもしくは中央からタイルを取ります。
その際、同じ色のタイルを全て取らなければいけません。
工房展示ボードから取った場合、残りのタイルは中央へ。
取ったタイルはルールに則って、プレイヤーボードにある図案ラインに加えます。
入らなかったタイルは床ラインへ配置。
これを繰り返して場のタイルが無くなれば次のフェイズへ移ります。
壁へのタイル配置
このフェイズでは図案ラインにあるタイルをボード上に描かれた壁へと移していきます。
ライン全てにタイルが埋まっているなら、上から順番に一番右側のタイルを壁の対応する箇所へ移します。
残りのタイルは一旦除外。
タイルが壁に配置される度に得点が入ります。
単体で1点。すでに置かれているタイルに面したならボーナス点が入ります。
タイル配置の処理が終われば最後に床ラインを確認。
そこ記されている分マイナス点となります。
次ラウンドへの準備
壁へのタイル配置が終わった時点で、横一列にタイルが揃ったプレイヤーがいればその時点でゲーム終了。最後の得点計算をおこないます。
誰も揃っていなければ次ラウンドへ。工房展示ボードにタイルを並べて準備を進めます。
得点計算
得点計算では終了時点での得点に合わせて、ボーナス点を確認します。
ボーナスによる得点は以下の通り
- 横一列にタイルが揃っている数×2点
- 縦一列にタイルが揃っている数×7点
- 同じ色のタイルが全て揃っている数×10点
これらを加点して最終的に一番得点が高いプレイヤーの勝利です。
『アズール』レビュー
『アズール』のレビューです。主に2人でプレイしました。
シンプルながら戦略性が高い
『アズール』はルールこそシンプルですが戦略性は非常に高いです。
ルール自体は順番にタイルを取っていきボードに並べるというもの。
ただ、「タイルを取る」という単純なアクションの中にはどれを取るべきか、どこに置くべきかなど考えることがたくさんあります。
得点だけでなく床ラインの失点をどれだけ抑えるかも重要。
場には多くのタイルが並んでいるため、最適解を見つけるのは難しいでしょう。
このようにシンプルなルールながら考えることが多く戦略性が高いです。
大量得点が爽快
『アズール』では壁へタイルが置かれるたびに得点が入ります。
単体では1点にしかなりませんが、タイル同士を繋げることでさらに得点を稼ぐことができます。
終盤は置かれているタイルが多いため、タイルを置くたびに多くの得点が入るのが気持ちいいです。
思惑通りにタイルが繋がってどんどん得点を伸びていくのは何とも爽快。
2人プレイが熱い
『アズール』は2人から4人までプレイできるゲームです。
中でも2人プレイは非常に熱い対戦が楽しめてオススメ。
プレイヤーが交互にタイルを取るため、どのタイルを取るべきかを把握しやすく、逆に取らせたいタイルのコントロールもしやすいです。
また、タイルのリシャッフル回数が少ないので、次に出るタイルの予測も比較的安易。
元々ランダム要素が少ないゲームなので、アブストラクトのようなプレイ感が楽しめます。
インタラクション性が高い
『アズール』は自身の得点と同じくらい相手プレイヤーの失点も重要。
相手のボードに置かれているタイルを確認して、どのタイルを取らせたら失点するかを考えます。
タイルの取り方にやっては大量失点をさせることも可能です。
このようにインタラクション性高めです。2人プレイなら尚更。
ゆったりしたカジュアルなゲームが好きなら苦手かもしれません。
まとめ
- シンプルながら戦略性が高い
- 2人プレイが熱い
- インタラクション性高め
以上『アズール』を紹介しました。
ルール自体は1ゲームすれば覚えられるほどシンプルですが、戦略性が高く奥深いです。
準備と片付けがカンタンなのも魅力的。
遊ぶ人数によってプレイ感が変わるので、ぜひ色々なメンバーで楽しんでください。
ちなみに当ブログでは新・世界三大ボードゲームの1つとしても紹介しています。
詳しくは「新・世界三大ボードゲームを考える」にて。
それではノシ