ファラウェイ|ルール&レビュー【ボードゲーム】

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ファラウェイ パッケージ
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こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回はカードを出して旅を進める『ファラウェイ』を紹介します。

逆順でおこなわれる得点方法が特徴的なゲーム。

プレイ時間が短いながら戦略性が高いため、何度も遊びたくなること間違いなしです。

つるけら
つるけら

定番ゲームになりそうな予感

こんな方におすすめ
  • 計画を立てるのが得意
  • 軽めのゲームが欲しい
  • ダウンタイムが少ないゲームを探している
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『ファラウェイ』ゲーム情報

ファラウェイ パッケージ
タイトルファラウェイ 日本語版
デザイナーヨハネス・グーピー、コランタン・レブラット
プレイ人数2~6人
プレイ時間25分
対象年齢10歳以上
販売元エンゲームズ

『ファラウェイ』概要

ファラウェイ 概要

プレイヤーは神秘の大陸「アルーラ」の地図を作成するため、絶え間なく変化する世界を旅します。

現地の住民と出会い、秘密を明らかにすることでより多くの名声を得ることを目指すのです。

ゲーム内容はカードを同時に出していき、それを参照に得点計算をおこなうというもの。

ジャンルはドラフト

『ファラウェイ』ゲーム終了と勝利条件

8ラウンド目が終わるとゲーム終了

その後に得点計算をおこない、一番得点が高いプレイヤーの勝利です。

『ファラウェイ』準備&ゲームの流れ

『ファラウェイ』の準備ゲームの流れを説明します。

準備

メインとなる地域カードをシャッフルし、各プレイヤーへ3枚ずつ配ります。

プレイヤー準備

残りのカードは地域デッキとして場の中央に置きます。

地域デッキの上からプレイ人数+1枚を表に向け、テーブルに並べます。

聖地カードもよくシャッフルし地域デッキの隣へ。

テーブル準備

以上で準備完了です。

上級ルール採用の場合は3枚ではなく5枚ずつ配ります

ゲームの流れ

『ファラウェイ』はラウンド制で、以下3フェイズで構成されています。

  1. 地域の探検
  2. 聖地の発見
  3. 探検の終了

それぞれ順番に説明します。

①地域の探検

地域の探検では全プレイヤー同時に手札からカードを1枚選び、裏向きで場に出します

カードを出す

その後、カードを表向きし自身の場へ。

このとき、カードを出した順番が分かるように並べておきます。

②聖地の発見

地域の探検で出したカードの数字が直前のラウンドで出したカードより高い場合、聖地カードを獲得できます。

聖地カード

獲得できる枚数は1枚+公開されている手がかりアイコン分です。

この段階ではカードは他プレイヤーには公開せず、手札に加えておきます。

③探検の終了

より小さい数字の地域カードを出したプレイヤーから順に、場に並べられた地域カードを獲得していきます。

カードを獲得

その後、聖地の発見で獲得した聖地カードを1枚のみ公開します。公開しなかったカードは全て聖地デッキの底へ。

これらの処理が終わると、再び地域デッキからカードを並べられ次のラウンドが始まります。

最終ラウンドの場合は得点計算へ移ります

得点計算

得点計算

最終ラウンドが終わると得点計算に入ります。

各プレイヤーは自分の場に並べたカードを全て裏返し、最後に出したカードから順に表返します。この表返された瞬間に得点が入るのです。

得点計算 順番にめくる

つまり、すでに表向きであるカードが後から表返されたカードを参照に追加で得点が入ることはありません。あくまで表返されたときのみです。

このような流れで全てのカードを表返したあと、聖地カードの得点計算をします。

全ての得点を合算し、一番高いプレイヤーの勝利です。

『ファラウェイ』レビュー

『ファラウェイ』のレビューです。主に2人でプレイしました。

逆順でおこなう得点方法が新鮮で面白い

レビュー 逆順でおこなわれる

『ファラウェイ』を最も象徴するのが逆順でおこなわれる得点方法。これが新鮮で面白かったです。

序盤に出したカードほど後から得点計算されるため、それを見越して得点源となる高コストの数字の大きいの地域カードから出していくのが今までにないプレイ感でした。

ただし、考えなしに数字の大きいカードから順に出していると聖地カードを取ることができません。聖地カードはコスト面でも得点面でも必要不可欠なので無視はできないです。

この部分が強烈なジレンマを起こしつつも楽しめる部分でした。

このようにシステム自体はシンプルながら考え所は多数あり、戦略性が高くて面白いです。

すぐに理解できるシンプルルール

レビュー すぐ理解できるシンプルルール

『ファラウェイ』は1度プレイしたらすぐに理解できるシンプルルールなのも魅力の一つ。

手札からカードを出して場のカードを獲得する、ゲーム自体はこれの繰り返しなので非常に分かりやすいです。

しかも、手札枚数や場に並べられてるカードが少ないため、選択肢が多さに迷うということも起こりにくいでしょう。

唯一クセがある得点計算ですが、これも1度プレイすればすぐに慣れるかと思います。サマリーにアイコン説明や得点計算の例もありますし。

このようにシンプルで遊びやすいゲームなので、ボードゲームに慣れていなくても楽しめること間違いなしです。

カード運が絡む

レビュー カード運が絡む

『ファラウェイ』はカードがランダムに登場するシステム上、どうしてもカード運が絡みます

序盤に出したカードと噛み合うカードが取れないと、高得点を目指すのは中々厳しい……。

一つ言えるコツとしては、欲しいカードを取りやすくするために低い数字のカードをキープしておくこと。特に1桁のカードは温存しておきたいです。

最初に配られる手札の内容に関しては完全に運ですが、上級ルールを採用するとある程度の運要素を緩和することができます。プレイ2回目以降はぜひ採用しましょう。

まぁプレイ時間は短いので、運が悪くて負けたとしても「もう一回!」と言いやすいです。

『ファラウェイ』プレイ前にスリーブに入れよう

スリーブに入れよう

『ファラウェイ』はカードを使うゲームです。

キズや汚れからカードを守るため、プレイ前にスリーブに入れておきましょう

地域カードはホビーベース社「スクエア69」は、聖地カードは「ミニユーロサイズCAC-SL102」がサイズピッタリです。

ちなみに、これらをスリーブに入れても問題なく内箱に収まります。

内箱に収まる

外箱が浮くこともないのでご安心を。

まとめ

ファラウェイ まとめ
  • 逆順でおこなう得点計算が新鮮
  • すぐ理解できるシンプルルール
  • カード運が絡む

以上『ファラウェイ』を紹介しました。

プレイ感自体は軽めなので最初にするゲームにもピッタリ。

ボドゲ会定番のゲームになりそうな予感です。

それではノシ

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