こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
人気になったボードゲームの多くは拡張が出ています。
拡張を導入することでシステムの補填やリプレイ性の向上など、よりプレイするのが面白くなるので是非とも入手したいもの。
ただ、ほとんどのボドゲはまず海外で生まれ、その後に日本語版が発売されるため、未だに日本で発売されていないものも多数あります。拡張も同様です。
今回はそんな中から、個人的に日本語版の発売が待ち遠しい拡張を5つ紹介します。
イーオンズ・エンド『The Outer Dark』
協力型デッキ構築ゲームとして人気が高い『イーオンズ・エンド』。現時点で多くの拡張が登場しています。
『The Outer Dark』もその1つ。原版は2017年に登場しました。
同時期に登場した『深層・名無きもの・虚空』はすでに日本語版が出ていますが、何故かこれだけは未登場。
本拡張は他の小拡張と同じく、キャラクター・呪文・ネメシスの追加がメインです。
追加される2体のネメシスはどちらも特殊敗北があり、ギリギリの戦いが楽しめそうな予感。これだけでも購入価値がありますね。
個人的には手札から呪文をキャストするキャラクター「インディラ」が気になります。
先ほども言いましたが、同時期に出た拡張はすでに日本語版が出ているため、本拡張も近いうちに発売されそうです。
BGG評価は8.5。
オルレアン『The Plague』
バッグビルドと多彩な得点方法が面白い『オルレアン』
その拡張である『The Plague』は、プレイヤーに縛りを課すような内容です。
新たに追加された「死体タイル」は、イベントにてプレイヤーの袋内へ加わり、ドローや市場をどんどん圧迫します。
特定の条件を満たすことでこのタイルを除去することができるので、まずはそれを目指す必要があるのです。
もう一つの追加要素である「ペスト医師コマ」は、プレイヤーボードのアクションスペースに置くことができ、アクションの補助をする役割があります。
いわばボードに留まる修道士タイルという感じ。これにより死体タイルによる窮屈さが若干マシになりそうです。
このように、本拡張はいままでの戦略を一新させるような良い内容だと思います。
BGG評価は8.0。
ボードゲームオルレアン 日本語版 (Orleans)ウォーチェスト『night fall』
『ウォーチェスト』はチェスとデッキ構築を混ぜたようなプレイ感が面白い戦略ゲーム。
その拡張である『night fall』は2023年にAGE社よりKickstarterが開始され、2024年になって順次発送が始まりました。
本拡張はユニットの追加がメインです。新たな要素として「毒」と「デコイコイン」があります。
毒は相手のユニットを毒状態にすることで一時的に使用不能にすることが可能です。
また、デコイコインは相手のバッグに加わることでドローの妨害ができます。
このように、真正面から戦うのではなく絡め手のような効果を持つのが特徴的。
すでに2つの拡張は日本語版が出ているため、こちらについても期待できるでしょう。
BGG評価は8.7。
キュビトス『FOWL PLAY』
ダイスロールの爽快感と白熱したレースが楽しめるゲーム『キュビトス』
その拡張である『FOWL PLAY』は『ウォーチェスト:night fall』同様、2023年にAGE社よりKickstarterが開始され、2024年に順次発送されました。
内容としては大きくゲーム性を変えるものはなく、コースとダイスの追加がメインです。
追加コースは基本セットと同じく両面仕様です。リプレイ性が上がるのは単純にありがたいですね。
追加のダイスは水色とピンクのものがあり、水辺に関する効果を持っているとのこと。
基本セットでは少なかったクレジットトークンの獲得効果もあって、高コストダイスの獲得を手助けしてくれそうです。
あと、拡張を導入することで最大6人までプレイできるようになりました。『キュビトス』は基本的に同時処理でゲームが進むため、そこまでプレイ時間が伸びる心配もなさそうです。
早く導入したいところですが、日本語版の販売元であるTUOPIC GAMES社の更新が途絶えているため、あまり期待できないかもしれません。気長に待ちましょう。
BGG評価は7.9。
ボードゲームキュビトス 日本語版 (Cubitos)ファイユーム『Privileges』
独特のプレイ感とエンジンビルドが楽しい『ファイユーム』
その拡張である『Privileges』はカードの追加がメインです。
新たに「特権カード」が登場し、これは使い切りの即時効果もしくは永続効果を持っています。
つまり、獲得後は手札や山札には加わりません。今までとは違った得点方法が生まれそうです。
特に、永続効果の特権カードは既存のカードと組み合わせてのコンボを考えるのが楽しみ。
ただ、ゲームで使用するカードの枚数が増えるため、ただでさえ長いプレイ時間が伸びる点は賛否両論がありました。
個人的に大好きなゲームなので早く拡張込みでプレイしたいです。
BGG評価は8.0。
まとめ
以上、日本語版の発売が待ち遠しいボドゲ拡張を紹介しました。
改めて今回紹介したのは
- イーオンズ・エンド『The Outer Dark』
- オルレアン『The Plague』
- ウォーチェスト『night fall』
- キュビトス『FOWL PLAY』
- ファイユーム『Privileges』
以上の5つ。
どのゲームも何度もプレイしたゲームなので、発売が待ち遠しいです。
特に、まだ拡張が出ていない『キュビトス』と『ファイユーム』が楽しみ。
それではノシ