こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回はエリアマジョリティの名作『王と枢機卿』を紹介します。
カードを出してコマを置くだけのシンプルさながら、奥深い戦略性があるゲーム。
プレイヤー同士のエリアの取り合いが白熱します。

3人プレイがベスト
- エリアマジョリティゲームが好き
- 渋めのゲームをやってみたい
- 3人でボドゲをすることが多い
『王と枢機卿』基本情報

| タイトル | 王と枢機卿 |
| デザイナー | Michael Schacht |
| プレイ人数 | 3~5人 |
| プレイ時間 | 60分 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| 販売元 | ゲームフィールド |
『王と枢機卿』ゲーム概要

12世紀のヨーロッパを舞台に、各宗派は国々の覇権争いをおこなっています。
プレイヤーは修道院の建設や枢機卿の送り込みをしていき、各自の影響力を高めていくのです。
ゲーム内容は、カードを使ってボード上にコマを配置していくという流れ。
ゲームシステムはエリアマジョリティ。
『王と枢機卿』レビュー
『王と枢機卿』のレビューです。主に3人でプレイしました。
シンプルだが奥深い戦略ゲーム

『王と枢機卿』の進行自体はカードを出してコマを置くだけと非常にシンプル。
プレイしてほんの数分でゲームの雰囲気は掴めるかと思います。
ただし、どのカードを出すか、どこにコマを置くか、ここにゲームの奥深さがあります。
特定のエリアに注力するのか、満遍なく散らしていくのか。
コマの連結ボーナスもあるため、置き方にも注意が必要です。
さらに、頭を悩ませるポイントになるのがタイトルにもある枢機卿の存在。
上手く置けると大量得点を狙えますが、逆に置いたものの0点だったとことも……。
また、枢機卿はゲーム終了時にしか計算されないため、どのタイミングで置くべきかの判断が難しいです。
このように、ルール自体はシンプルですが、悩みどころがたくさんあって奥深い戦略性を感じられます。
エリアを取り合うインタラクションが白熱

エリアマジョリティという特性上、他プレイヤーとのインタラクションが白熱します。
エリア占有率1位と2位以下では得点に大きな差が生まれるんですよね。コマ1つ分の差で4~5点の得点差になることも。
また、各エリアに最初に置けるコマは1つだけというルールがあるため(以降は2個置ける)、みんな最初にコマを置くことを避けがち。
こういったプレイヤー同士のにらみ合いも頻繁に起こります。
また、コマの連結ボーナスを防ぐために妨害のように配置することもあります。
いかに他プレイヤーを出し抜いて効率良いコマ配置ができるか、これが大事です。
派手さはないがプレイを重ねるにつれ楽しめる

わたしが『王と枢機卿』を初プレイしたときの感想は「なんか地味だな」でした。
特殊カードだったり非対称的なプレイヤースキルがないので、ゲーム進行が一定なんですよね。
とにかくカードを出してコマを置くだけ。
それでも何度もプレイしたくなる魅力がありました。
むしろ、特殊な要素が削られているおかけで、エリアマジョリティというジャンルの楽しさが抽出されているように感じます。
エリア独占のせめぎ合いに勝ち抜けたときの快感だったり。
全プレイヤーが同じ条件でゲームを進めるので、より戦略性の楽しさを感じやすいです。
プレイを重ねるにつれ効率良いコマの置き方だったり、枢機卿の扱いに慣れたりでどんどんハマっていきました。
4人以上のプレイはオススメしない
『王と枢機卿』が3人プレイがベストのゲームと言われています。
理由としては、単純に4人以上だとコマを配置するスペースが狭くなるんですよね。
連結ボーナスを狙うのが難しくなりますし、枢機卿も思うように置けません。
こういった理由から3人でのプレイをオススメします。
『王と枢機卿』ゲームの流れ
『王と枢機卿』のゲームの流れを簡単に紹介します。
開始時のテーブルはこんな感じ。

手番制でスタートプレイヤーより時計回りでアクションをおこないます。
アクションは3枚ある手札を使ってコマを配置する、たったこれだけ。
出したカードの色に対応する地域に修道院コマか枢機卿コマを置いていきます。

ただし、置けるコマは2個まで。地域は1つだけです。
最後に手札が3枚になるように手札を補充して手番終了。山札か公開されているカードを取ります。

また、このアクションをせずに手札交換だけすることも可能です。
山札がなくなった時点で中間決算が始まり、各プレイヤーに得点が入ります。

この得点方法が少し特殊で、
- 一番多く置いたプレイヤー……その地域に置かれている修道院コマ分得点
- 二番目以降のプレイヤー……1つ上の順位プレイヤーの修道院コマ分得点
といった具合に、点数が他プレイヤーに依存するのです。

中間決算を終えると山札を作り直して後半戦スタート。
山札がなくなるまでゲームを進めて、山札がなくなればゲーム終了。最終決算に入ります。
最終決算

最終決算では修道院の得点に加え、枢機卿と道の得点があります。
ボード上の数字で結ばれた地域を見て、両方の地域で枢機卿コマを最多数置けているプレイヤーのみが得点します。それ以外の場合はどのプレイヤーにも得点は入りません。

点数は両方の地域に置かれている枢機卿コマの合計分です。
また、道に沿って途切れることなく修道院コマが4つ以上置かれているなら、繋がっている分だけ得点が入ります。

全ての得点計算が終わった後で、最も得点が高いプレイヤーの勝利です。
まとめ:エリアマジョリティの傑作ゲーム

以上『王と枢機卿』を紹介しました。
純粋にエリアマジョリティを楽しむことができる傑作です。
ルール自体はシンプルなので気軽に遊ぶこともできます。
3人でボドゲをする機会が多いなら、持っておいて損はないでしょう。
それではノシ

