Hanabi|ルール&レビュー【ボードゲーム】

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Hanabi アイキャッチ
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こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回はプレイヤー同士で協力して5色の花火を打ち上げる『Hanabi』を紹介します。

見えない手札を伝え合って花火完成を目指すゲーム。

ルールはシンプルですがクリア難易度は高いです。

つるけら
つるけら

限られた手段でカードを伝える

こんな方におすすめ
  • シンプルな協力ゲームが欲しい
  • 相手の意図を組むのが得意
  • コミュニケーション少なめが好み
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『Hanabi』ゲーム情報

Hanabi パッケージ
タイトルHanabi 花火
デザイナーアントワーヌ・ボザ
プレイ人数2~5人
プレイ時間約30分
対象年齢8歳以上
販売元ホビージャパン

『Hanabi』概要

Hanabi 概要

プレイヤーは花火職人です。花火大会の当日、用意していた花火の火薬、導火線、発射薬をうっかり混ぜてしまいます。

職人たちは協力し合って、この大惨事を防ぐことができるでしょうか。

ゲームの流れは、お互いの手札を伝え合ってカードを出していくというもの。

ジャンルは協力

『Hanabi』ゲーム終了と勝利条件

ゲーム終了には3パターンあり、

  1. 3枚目の赤いトークンが置かれる
  2. 山札がなくなる
  3. 5色の花火が全て並べられる

いずれかを満たすとゲーム終了となります。

1なら失敗、2なら得点計算、3は完全クリアです。

『Hanabi』準備&ゲームの流れ

『Hanabi』の準備ゲームの流れを説明します。

準備

50枚のカードをシャッフルし、プレイ人数に応じた枚数のカードを各プレイヤーに配ります。

プレイヤー準備

配られたカードは自分には見えないように手札に加えます(他プレイヤーからは見えるように)

残りはカードは山札としてセット。

青トークンは箱のフタへ入れ、赤トークンはその隣に置いておきます。

トークン準備

以上で準備完了。

ゲームの流れ

『Hanabi』は手番制で、スタートプレイヤーより時計回りで手番を回します。

手番にできることは

  • 情報を1つ教える
  • カード1枚を捨て札にする
  • カード1枚をプレイする

のいずれか1つのみです。

情報を1つ教える

青トークンを1つ支払い、プレイヤー1人にカードの情報を教えることができます

教えられる情報はカードの数字のどちらか。

色なら1色のみ、数なら1つのみしか教えることはできません。

カードの情報を教える

さらに、該当するものは全てを伝える必要があります(例えば、緑を2枚持っているプレイヤーに片方だけを伝えることはできない)

カード1枚を捨て札にする

手札のカード1枚を捨て札にすることで、使った青トークンを1つ戻すことができます。

青トークンを戻す

戻した青トークンは再び情報を教えることに使うことが可能です。

その後、山札からカードを1枚手札に加えます。

カード1枚をプレイする

手札のカード1枚を場に出すことで花火の完成を目指します。

カードは各色1から順番に出すことができ、出したカードが条件に当てはまる場合はそのまま場に並べることが可能です。

カードを出す

例えば、青1が場に並べられているなら、次は青2を出すことができます。逆にそれ以外を出すとアウト

その場合は出したカードを捨て札し、即座に赤トークンを加えます。

赤トークンを加える

どれか1色の花火が完成したとき、ボーナスとして青トークンを1つ戻すことができます。

得点計算

得点計算

3枚目の赤トークンが加わるまでにゲームが終了すると、得点計算に入ります。

全てのカードが場に並べられた場合は完全クリアとして満点の25点。

それ以外なら並べられたカードの枚数分が得点となります。

得点に応じて評価が書いてあるので、確認しておきましょう。

『Hanabi』レビュー

『Hanabi』のレビューです。主に2人でプレイしました。

すぐに理解できるシンプルルール

レビュー すぐ理解できるルール

数ある協力ゲームの中でも比較的ルールがシンプルなのが『Hanabi』の魅力

カードの情報を出し合ってカードを出す、これだけなので非常に分かりやすいです。

協力ゲームには「各プレイヤーに役割が振られてそれを全うする」というものもありますが、本ゲームにはそういったものが無いためルール説明も安易。

自分の手札を見ない不用意なことは言わない、最低限この2つさえ気を付けていれば大丈夫です。

限られた手段の中で情報を伝える

レビュー 限られた手段で協力

『Hanabi』の一番の特徴であり、考える要素にもなっているのがカードの情報の伝え方です。

カードの情報を伝えるためには青トークンを消費する必要があり、何度も使えるわけではありません。

また、伝えられる内容もカードの色か数字だけなので、断片的なことしか言えないです。

このように、限られた手段の中でいかに効率良く情報を伝えるかが大事

ただ、やり方によっては情報以上の意図を汲み取ることも可能で、それが本ゲームの醍醐味かなと思います。

完全クリアの難易度は高め

レビュー 完全クリア

『Hanabi』ルールこそシンプルで遊びやすいですが、完全クリアとなると難易度は非常に高いです。

まず、情報を伝えられる回数は限られているので、より効率良く伝えなくてはいけません。すでに出ている情報と重複するのは避けたいです。

また、カードを捨てる場合、まだ場に出ていないカードを捨て切ってしまうと詰んでしまうため、慎重になる必要があります。特に、各色5のカードは1枚しかないため注意が必要

このように完全クリアをするのは非常に難しいです。

だからこそ、達成したときの快感は相当なものになるでしょう

ちなみに、虹色の花火を追加することでより難易度を上げることができます。

虹色の花火

通常ルールで完全クリアしたら、ぜひチャレンジしてみましょう。

カード運はそこそこ絡む

レビュー 運が絡む

『Hanabi』はシャッフルされた山札からカードを引くため、運がそこそこ絡みます

例えば、2のカードが山札の底に沈んでいて場にカードを並べられない、と言うようなどうやっても詰む場面もあるのです。

あとは、序盤から高い数字のカードばかり手札にくると、出すことも捨てることもできなくなります。

特に2人プレイだと見えてるカードが少ないので、こういった状況になりやすいです。

このようにクリアには運も絡むゲームですが、1プレイの時間は短いため仕切り直しは安易。何度もチャレンジしましょう。

プレイ前にカードスタンドを用意しよう

Hanabi カードスタンド

『Hanabi』は常にカードを手に持つゲームです。

カードスタンドがあれば両手を空けることができプレイしやすくなるのでオススメ。

また、カードの入れ替えも安易で、誤って手札が見えてしまうリスクも減ります

他のボドゲでも使うことができるので、ぜひ用意しておきましょう。

まとめ

Hanabi まとめ
  • すぐ理解できるシンプルルール
  • 限られた手段で情報を伝える
  • 完全クリアは難易度が高い

以上『Hanabi』を紹介しました。

今までやってきた協力ゲームの中でもぶっちぎりでウケが良いゲームです。

小箱サイズで持ち運びやすいのもいいですね。

協力ゲームがしたいなら持っておいて間違いないかと。

それではノシ

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