こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
今回は価値観の違いが楽しめる『ito』を紹介します。
数字が書かれたカードを出していくだけのシンプルルール。
協力ゲームでコミュニケーションツールとしても優秀です。
バラエティでもよく見かける
『ito』ゲーム情報
ゲームタイトル | ito |
デザイナー | ナカムラミツル |
プレイ人数 | 2~10人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
販売元 | アークライトゲームズ |
『ito』概要
数字がかかれたカードを数が低い順にだしていくのですが、具体的な数字は言ってはいけません。
1つのテーマを決めて、自分が持つカードの数字をテーマに沿って表現します。
プレイヤーが協力して手元のカードを全て出し切るのを目指します。
ジャンルはパーティ、協力。
『ito』テーブル準備
プレイヤーに各ラウンドの決められた枚数の数字カードを配ります。
全部で3ラウンドあり、1ラウンドは1枚、2ラウンドは2枚、と配られるカードがだんだん増えていきます。
ラウンドはじめにテーマカードを2枚めくり、4つの話題の中から好きなものをひとつ選びます。
これで準備完了です。
『ito』ゲーム終了と勝利条件
ゲーム終了には、クリアとゲームオーバーの2パターンあります。
出すカードを間違えるごとに3つあるライフが1つ減り、ライフがすべてなくなるとゲームオーバーです。
ライフがなくなる前に3ラウンド目でカードをだしきると、ゲームクリアとなります。
たとえ間違えてもライフが残っていればOK。
『ito』ルール説明
ゲーム準備のときに決めたテーマに沿って、各自配られたカードを表現していきます。
例えばお題が「テンションが上がるもの・こと」の場合は
- 1に近い:靴下がびしょ濡れになる
- 100に近い:宝くじで1等が当たる
みたいな感じです。
それぞれ表現がおわったら、どのカードから出していくか全員で話し合います。
そして一番低いと思われる人からカードを出します。
その後のパターンとしては
- 出したカードより低い数字がなかった→ゲーム続行
- 出したカードより低い数字があった→その枚数分ライフが減る
ライフが全てなくなると即ゲームオーバー。
カードを出しきると、次のラウンドに進めます。
これを続けていき、3ラウンド目も無事カードを出しきれるとゲームクリアです。
『ito』レビュー
最大4人でプレイしたレビューです。
価値観のずれが盛り上がりポイント
共通のテーマに対して自分の数字を表現していくのですが、表現のしかたがホント人それぞれなんですよね。
「それはもっと低いだろ~」「いやいや俺にとってはこれが一番!」って会話がよく起こります。
その価値観のズレがたまらなく面白く、盛り上がるポイントです。
「53」くらいの半端な数字が一番ズレが出て価値観の違いが現れます。
いろんな世代で集まってプレイしたらジェネレーションギャップ感じまくって面白そう。
話すのが苦手でもコミュニケーションをとりやすい
『ito』は自分の数字をテーマに沿ったもので表現しないといけません。
必ず話さないといけないため会話が苦手でもコミュニケーションを取りやすいです。
ゲームクリアには相手に分かりやすく伝えないといけないので、やっていくうちに心も打ち解けていきます。
初対面の人とするゲームとしてもってこいです!
2人でも十分楽しめる
これまで2人、3人、4人の組み合わせでプレイしましたが何人でも十分楽しめました。
おそらく盛り上がりは4~5人くらいだと思いますが、2人だとその分じっくりと相談しあえる良さがありますね。
「itoやりたいけど集まる人数がなぁ……」って心配は無用。
人数が増えるほどゲームクリアは困難に
最大10人まで遊べるとのことですが、人数が増えるごとにゲームの難易度はあがります。
わたしは4人までしか試してないですが、4人でもだいぶ難しかったです。
10人だと3ラウンド目に30枚のカードがあることに……。
まぁゲームの性質上クリアより盛り上がるかどうかが大切ですが。
まとめ
- コミュニケーションが取りやすい
- 価値観のズレで盛り上がる
- 少人数でも楽しい
以上『ito』を紹介しました。
「多人数で無難に楽しめるゲームが欲しいなぁ」って時にぴったりのゲームです。
4~5人でやるなら間違いなく盛り上がります。
ビジネス力を上げるボードゲームということで、別記事でも紹介しているのであわせてどうぞ。
それではノシ