【ボードゲーム】ラー RA|ルール&レビュー

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ラー アイキャッチ
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こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)

今回は人気競りゲーム『ラー』を紹介します。

個人的に『QE』と同じくらいおすすめの競りが楽しめるゲーム。

クニツィア作らしく数々のジレンマがおこります。

つるけら
つるけら

ラー!!!!!!!

こんな方におすすめ
  • 遊びやすい競りゲームを探している
  • ジレンマを楽しめる
  • 古代エジプトの雰囲気が好き
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『ラー』ゲーム情報

タイトルラー RA
デザイナーライナー・クニツィア
プレイ人数2~5人
プレイ時間45~60分
対象年齢10歳以上
販売元ニューゲームズオーダー

『ラー』概要

プレイヤーは古代エジプトの歴史の中、三時代を通じて自らの力と名声の広がりを目指します。

手元のコインを使い得点源となるタイルを獲得していくゲームです。

ジャンルは競りセットコレクションですね。

どのタイミングで競りを始めるか、どの値で競り落とすかなど考えどころが多いゲーム。

『ラー』ゲーム終了と勝利条件

ラウンド制で3ラウンドが終わるとゲーム終了

各ラウンド終了時に得点計算がおこなわれ、最終的な得点が一番高いプレイヤーの勝利です。

『ラー』準備&ゲームの流れ

『ラー』の準備ゲームの流れを説明します。

準備

全180枚あるタイルを専用の袋に入れよく混ぜます。

タイルを袋へ

プレイヤーに

  • プレイヤーボード
  • 太陽駒(競りの際に用いる駒)
  • 勝利点マーカー10点分

を配ります。

プレイヤー準備

太陽駒の組み合わせはプレイ人数によって変わるので説明書をよく読みましょう。

テーブルにメインボードを広げ、中心に「1」の太陽駒を置いておきます。

ボード準備

競り開始の象徴となるラー駒を脇におき準備完了。

ゲームの流れ

プレイヤーは手番に

  • 袋からタイルを引く
  • 神タイルを使用する
  • 競りを始める

のいずれかのアクションをします。

袋からタイルを引く

タイルを引く

文字通り、布袋からタイルを1枚引きます

引いたタイルはそのままボードに置いて手番終了(例外を除く※)

※例外:ラータイル

ラータイル

ラー神が書かれた赤いタイルが引かれた場合、ただちに競りが始まります

競りの詳細は後ほど。

神タイルの使用

神タイルの使用

手元に神のタイルがある場合、これを使用してボードに出ているタイルを獲得できます

使用した神タイルはゲームから除外されます。

競り

ラータイルを引く、もしくは手番に「ラー」と宣言することで競りが開始します。

競りの開始

競りの主催者はラー駒を手元に置き、主催者の左のプレイヤーから時計回りで競り値を付けていきます。

手元の太陽駒を使ってその時点での競り値よりも高い値を付ける、出したくない(出せない)ならパスが可能です。

競りを始める

最も高い競り値を付けたプレイヤーはボードに並べられたタイルを獲得

そして競りに使った太陽駒をボードに置いてある太陽駒と交換します。獲得した駒は裏向きで手元へ。

競り落とす

以上で競り終了。手番が次のプレイヤーに移ります。

災厄タイル

災厄タイル

タイルの中には黒枠で囲われているものがあります。

これを災厄タイルと呼びます。

全部で4種類あり競り落としたタイルの中にこれが含まれていた場合、それぞれに対応したタイルをゲームから除外しなければなりません


以上を進めていき、

  • ラータイルが規定数に達する
  • 全プレイヤーが太陽駒を使い切る

いずれかが満たされたらラウンド終了。得点計算に移ります。

得点計算

得点計算

得点計算は各ラウンドの終了時におこなわれます。

点数はどのタイルが持っているか決まります。

種類によって点が変わるため、説明書やボードでしっかり確認しておきましょう。

また最終ラウンドのみ太陽駒も得点に入るので忘れずに。

最終ラウンドの得点計算が終わった時点で、一番得点が高いプレイヤーの勝利です。

『ラー』レビュー

『ラー』のレビューです。主に3~4人で複数回プレイしました。

いつ競りを始めるかの駆け引きが熱い

レビュー1

「ラー」の一番の目玉は何といっても競り。

そんな競りを始めるタイミングの駆け引きが熱いです。

ある程度溜まってからにするのか、それとも欲しいタイルが出た時点でするのか。

ラータイルだけでなく能動的に競りを始められるのがこの辺りの駆け引きをより濃厚にしてくれます。

手番にすることはシンプルで分かりやすい

レビュー2

プレイヤーが手番にすることは基本的にタイルを1枚引くだけなので非常にシンプルで分かりやすいです。

ダウンタイムが少ないのはいいことですね。

競りにおいても使える太陽駒は3~4枚なのでそこまで長考はないかと思います。パスでもOKですし。

競りゲームに慣れていなくても遊びやすいかと。

数々のジレンマ

レビュー3

『ラー』には数々のジレンマが発生します。

まずはどのタイミングでタイルを競り落とすのか

ボードには8枚のタイルが置けますが、満杯になるまで待つ必要はありません。

どうしても欲しいタイルがある場合は1枚であっても競りを始めてもいいのです。

ただ競り落とせる回数は決まっているので使いどころを考えることが重要です。

あとは使う太陽駒をどれにするか

低い値だとなかなか競り落とせない。かといって高い値で競り落とすと他プレイヤーに高い太陽駒が渡る可能性が高くなります。

最後の得点計算では太陽駒も得点になるため、なるべく高いものを抑えておきたいところ。

このようにゲーム中で数々のジレンマが発生します。これが『ラー』の楽しい部分であり醍醐味とも言えますね。

得点計算は若干複雑

レビュー4

得点源となるタイルは7種類あり

  • 計算後にゲームから除外するタイル
  • 持ち越すタイル
  • 最終ラウンドのみ計算するタイル

などなど得点計算が若干ややこしいです。

なかにはマイナス点になるものもあったりと、最初は計算間違いが起こりやすいです。

事前に説明書をよく読んでおきましょう。

あと個人的に勝利点マーカーの表記が古代エジプト数字で読みづらいのが気になります。

どうしても使いづらかったらポーカーチップを使うのも1つの手。というかわたしはそうしています。

まとめ

まとめ
  • 競りの駆け引きが熱い
  • 手番にすることは非常にシンプル
  • 数々のジレンマが楽しい

以上が『ラー』でした。

競りゲームはそこまで遊んだことがないのですが、『ラー』に関しては何度もプレイしたくなる魅力があります

何よりコンポーネントの雰囲気が良くて好きです。ゲームボードの古代エジプト感がたまらない。

競りゲームのなかでは分かりやすい部類ですのでぜひ遊んでみてください。

それではノシ

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