こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
ボードゲームデザイナーと言えばライナー・クニツィア氏の名を挙げる人は多いのではないでしょうか。
非常に多くのボドゲを生み出した人物であり、今でも遊ばれている名作が多数あります。
シンプルなルールながらジレンマを楽しませるようなゲームデザインが特徴的。
今回はそんなクニツィア作品の中から、個人的に遊んで面白かったボードゲームを8つ紹介します。
どれも名作ばかりなのでぜひプレイしてみてください。

ジレンマが悩ましくも楽しい
ラマ

カードを引くかゲームから降りるかのジレンマ
『ラマ』は順番にカードを出していき、手札を出し切ることを目指すカードゲーム。
場のカードと同じ、もしくは1つ上の数字のカードを出し、手札をどんどん減らしていきます。
手札の出し切りを目指すか、それとも早々にゲームから降りるかの判断が何ともジレンマ。
欲を出したもののカードが出せずにどんどん手札が溜まっていく様はまさに絶望……。
手札を出し切ると失点チップが返却できるため、最後まで誰が勝つか分からず大いに盛り上がります。
ペンギンパーティ

シンプルながら考えどころはしっかりある
『ペンギンパーティ』はペンギンが描かれたカードをピラミッド状に並べていくカードゲーム。
手番になったらカードを1枚出すだけ、というシンプルルールのおかげでボドゲに不慣れでも取っ付きやすいです。
ただ、考えなしだとカードを出せなくなってしまうので、どのカードから出していくか考えることが重要。
シンプルながら考えどころはしっかりあるため、ボドゲ会で最初にプレイするゲームとしてピッタリです。
インフェルノ

誰がカードを引き取るかハラハラドキドキ
『インフェルノ』は手札を出すかカードを引き取るかを繰り返し、出来る限り失点を抑えるカードゲーム。
出されたカードはどんどん積まれていき、カードを出せなかったプレイヤーが引き取ります。
そして、引き取ったカードは全て失点となるのです。
そのため、カードを出すか早めにカードを引き取るかの判断が難しく、チキンレース的な面白さがあります。
特に、大量失点となる赤色のカードが積まれている時はハラハラドキドキ……。
カードの出し方はUNOと似ているため、ボードゲームに不慣れでもすぐに楽しめるでしょう。
ブードゥープリンス

スタンダードなルールながら得点計算に面白さあり
『ブードゥープリンス』は勝ち抜け方式のトリックテイキングゲーム。
ルール自体はマストフォロー切り札ありとスタンダードなトリテですが、勝ち抜け制で後から抜けるほど得点が高くなります。
ただし、最後まで残っていると得点は低くなるので、どのタイミングで勝ち抜けるかが非常に重要。
ルールは分かりやすいトリテなので、トリテ入門としておすすめです。
モダンアート

様々な形式の競りが楽しめる
『モダンアート』は絵画をめぐって様々な形式の競りをおこなう競りゲーム。
4種類の競りをすることができ、競り自体を楽しみたいならもってこいのゲーム。
一番多くお金を持っているプレイヤーの勝ち、という分かりやすさもおすすめポイントです。
いかに絵画の価値を見極めるか、いかに自分の絵画を高値で売り捌くかが重要です。
競りゲームの入門としてピッタリ。
ラー

タイルやコインをめぐって引き起こされる数々のジレンマ
『ラー』はボードに並べられたタイルをめぐって競りをおこなう競りゲーム。
どのタイミングで競りを始めるか、どのコインを使うか、など考えどころが多く楽しいです。
特に、コインはラウンド中は使い切りで次の競りの対象になるため、大きい数字のコインをどのタイミングで使うかが非常に悩ましい……。
ただ、ラータイルによって突然競りが始まることもあり、意外とカジュアルにプレイできるんですよね。
得点計算はセットコレクション要素があるため、同じく競りゲームの『モダンアート』と比べると若干複雑です。
エルドラドを探して

膨大なマップの組み合わせで何度も楽しめる
『エルドラドを探して』はデッキの強化をおこなっていち早くゴールを目指すデッキ構築ゲーム。
デッキ構築ながら先にゴールしたプレイヤーの勝利という分かりやすさがポイント。
手札を使ってコマを進めるかカードを購入するかのジレンマが悩ましくも楽しいです。
マップの組み合わせが無数にありリプレイ性も非常に高いです。
カードプールはそこまで広くないため、マンネリを感じたら拡張の導入を検討しましょう。
バビロニア

得点が連鎖していく爽快感
『バビロニア』はボード上に自分のコマを置いて得点を稼ぐ陣取りゲーム。
基本的にコマはどこのマスに置いてもいいので、初プレイ時は何からすれば良いか戸惑うかと思います。
ただ、ゲームに慣れてきて得点しやすいマスへの配置や、相手の意図を汲んでの配置が出来るようになるとたちまち面白くなるゲームです。
また、得点するタイミングが多いため、硬そうなゲームデザインに反して爽快感あります。
まとめ

以上、おすすめのライナー・クニツィア作品を8つ紹介しました。
改めて今回紹介したのは以下の通り。
- ラマ
- ペンギンパーティ
- インフェルノ
- ブードゥープリンス
- モダンアート
- ラー
- エルドラドを探して
- バビロニア
どのゲームも度々起こるジレンマが悩ましくも楽しいです。
今回紹介したボドゲは難しいルールのものはありませんし、最近ボドゲにハマった方には特にオススメ。
ぜひプレイしてみてください。
それではノシ