こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
あなたはボードゲームのカードをスリーブに入れますか?それとも入れませんか?
わたしは元カードゲーマーということもあり、スリーブに入れないと落ち着きません。
さて、ボードゲーマーの間ではよくスリーブが必要か不要かが議論されています。
なので今回は実際にスリーブに入れている側の目線で色々お話しします。
どうしようか悩んでいるならぜひ参考にしてください。
色々語ります
結論:スリーブに入れた方がいい
まずは結論から。
ボードゲームのカードはスリーブに入れた方がいいです。
実際使っている側の目線なのでこの結論は当然。ではなぜそう思うのか。
スリーブに入れることによるメリットとデメリットをそれぞれ説明します。
スリーブに入れるメリット
それではカードをスリーブに入れるメリットを説明します。
メリットは以下3つ。
- 汚れや傷からカードを守る
- ファローシャッフルがしやすい
- カードが取りやすくなる
キズや汚れからカードを守る
スリーブに入れる一番の目的はカードをキズや汚れから守ることです。
大抵のカードは紙でできているため、そのまま使い続けるとどんどん劣化していきます。
特に『ドミニオン』や『クランク!』のようなシャッフルを多用するゲームでは劣化が早く、やり込むほどに細かなキズや白欠けが増えていくでしょう。
裏面からカードが判別できるくらい劣化してしまうと、最悪買い直さないといけないかも……。
そのような問題はスリーブに入れておけば防ぐことができるのです。
もちろんスリーブ自体は使うほどに劣化しますが、それなればスリーブを変えればいいだけの話。
ゲーム毎買い直すよりはよっぽど安い出費で済みます。
ファローシャッフルが可能に
シャッフルの1つにファローシャッフルというものがあります。
カードを2束に分け、交互に差し込むようにおこなうシャッフルのこと。
これをすると物凄い速度で山札の順番をバラバラにすることができます。
シャッフルを多用するゲームでは必須のテクニック。
これができるのはスリーブ入りの特権です。
スリーブによって生まれる微妙な隙間を利用して、ファローシャッフルができるのです。
逆にスリーブなしだと上手くできないどころか最悪カードを痛めるためオススメしません。
カードが取りやすくなる
テーブルに置かれたカードが全然取れない!って経験ありませんか?
スリーブなしのカードって静電気等のせいで取りづらいんですよね。
特にマットなしのテーブルだと、テープでくっつけたのかってくらい離れません。
無理に取ろうとして爪を使ったが最後、キズがついてしまうことも……。
スリーブに入れておけばそのようなことも起こらず、快適にゲームをプレイすることができます。
スリーブに入れるデメリット
以上スリーブのメリットをお話ししましたが、もちろんデメリットもあります。
個人的に感じるデメリットは以下の2つ。
- お金がかかる
- 箱に収まらないことがある
お金がかかる
スリーブに入れる一番のデメリットはスリーブ代がかかることです。
商品によりますが50枚入りで200〜300円くらい。特殊な大きさだともっと高いです。
10枚、20枚なら問題ありませんが、大量に使うとなると話は別。
例えば『ドミニオン』には500枚のカードが収録されており、全てスリーブに入れると2000円程のスリーブ代がかかります。
これは小箱系ボードゲームが1つ買える額ですね。
この出費をどう感じるか。
箱に収まらないことがある
2つ目のデメリットはスリーブに入れると箱に収まらなくなってしまうことです。
多くのボードゲームはスリーブなしでプレイすることが想定されているため、スリーブに入れると箱に収まらないことがあるのです。
その場合は内箱を取り除く、もしくは別箱を用意するなどの対策が必要です。
わたしは割り切って内箱を取り除きますが、そのまま残しておきたいこともあるでしょう。
ただ中にはスリーブに入れてピッタリ収納できるゲームもあります。『クランク!』とか『十二季節の魔法使い』とか。
スリーブ入りボドゲの収納を一部紹介
スリーブに入れてるボードゲームをどのように収納しているか一部紹介します。
『ドミニオン』は内箱を取り除いても上手く収納できなかったので別箱を利用。
ここまで作るのに時間はかかりましたが、その甲斐あってプレイはしやすいです。
『テラフォーミング・マーズ』はデッキケースに入れてます。
遊戯王で使ってたケースが大活躍。
『サンファン2』はかなり無理やりですがデッキケースを2つ使い収納
そもそもスリーブなしでもモヤモヤする箱の大きさなんですよね。
『クランク!』はむしろスリーブありの方がピッタリ入ります。美しい……。
スリーブの硬さはハードタイプがおすすめ
使うスリーブの硬さは断然ハードタイプがおすすめ。
ソフトタイプはハードタイプと比べコスパがいいのですが、スリーブ同士が引っ付きやすかったり、そもそもカードを守れるか怪しかったりと不安が多いです。
多少値が張ってもハードを選びましょう。
持っておきたいカードスリーブ
今後スリーブを使っていくならぜひ持っておきたい商品が2つあります。
1つ目がホビーベース社のユーロサイズ・ハード CAC-SL36
使うゲームは『ドミニオン』『アグリコラ』など大量に使うものが多いです。
2つ目がホビーベース社のTCGハード CAC-SL21
とにかくこのスリーブに対応したゲームは多く、『テラフォーミング・マーズ』や『クランク!』、『イーオンズ・エンド』などなど幅広く使われます。
以上2つは使う機会が多いため、常に切らさないよう持っておくことをオススメ。
まとめ
以上ボードゲームのスリーブについてお話ししました。
まとめると
もちろんデメリットはありますが、圧倒的にメリットが大きいです。
購入したボードゲームを長く遊ぶためにも、ぜひスリーブを使いましょう。
それではノシ