こんにちは。つるけらです。(@tsurubodoge)
市場に出回っているボードゲームのほとんどは国外で生まれたものです。
実際、日本は国外と比べるとまだまだボドゲの馴染みが低いですし。
しかし、日本人デザイナーによって生み出された素晴らしいボドゲはたくさんあります。
今回はそんな日本で生まれたボードゲームを9つ紹介します。
日本でも面白いボドゲはたくさんある!
日本で生まれたボードゲームを紹介
それでは日本で生まれたボードゲームを9つ紹介します。
ラブレター
『ラブレター』はカナイセイジ氏によって作られたカードゲーム。
カードを引いて1枚出す、たったこれだけのシンプルなルールながら、しっかりとした推理を楽しむことができます。
運が悪ければ即脱落してしまうこともありますが、プレイ時間が短く何度も遊びたくなる魅力があります。
日本での評価はもちろんのこと、2014年ドイツゲーム賞では4位受賞と国外でも非常に高い評価を受けたゲームです。
カナイセイジ氏の名を国外へと広げた名作。
枯山水
『枯山水』は山田 空太氏によって作られたタイル配置ゲーム。
インパクト大のパッケージから、遊んだことはなくとも知っている人は多いのではないでしょうか。
枯山水庭園の完成を目指すという、まさに日本ならではのテーマが特徴的です。
コンポーネントのクオリティが素晴らしく、ゲーム終了時は思わず写真を撮りたくなるほど。
ゲーム要素は多いですが、進行はシンプルなためルール理解はしやすいです。
得点計算はやや難解ですが、だからこそ慣れると「次はこういう風にタイルを置こう」と考えられるようになって楽しめます。
街コロ
『街コロ』は菅沼 正夫氏によって作られたダイスゲーム。
獲得したお金で建物を建てて更に収入を得て……という拡大再生産の面白さが気軽に味わえます。
自分の手番以外でも効果を発揮する建物のおかげで常にゲームに参加している感があり、ダウンタイムを感じにくいのも魅力。
基本的にダイスを振ってゲームが進行するため、運要素が多めでボドゲ初心者でも遊びやすいようになっています。
カードの種類は多くないため、『街コロ』にハマったならぜひ拡張を導入しましょう。
リトルタウンビルダーズ
『リトルタウンビルダーズ』はShun氏によって作られたワーカープレイスメントゲーム。
原版はゲームマーケット2017秋にStudio GG様より発表され、後にアークライト社より製品化されました。
ワカプレ要素はしっかり残しつつルール自体はシンプルにまとまっているため、ワカプレ入門にはピッタリのゲーム。
ただし、ゲームが始まると非公開情報がほとんどないため、意外と戦略性が高かったりします。
ゲーム中に使用する建物タイルはランダムで決まるため、リプレイ性も高いです。
キャット・イン・ザ・ボックス
『キャット・イン・ザ・ボックス』は横内 宗幸氏によって作られたトリックテイキングゲーム。
原版はゲームマーケット2020秋に操られ人形館様より発表され、後にボビージャパン社にて製品化されました。
シュレディンガーの猫がテーマになっており、カードの色がプレイヤーに観測されて初めて確定するのが特徴的。
パラドックスによるバースト要素もあり、短時間で非常に盛り上がるゲームです。
ゲームの流れとしては一般的なトリテで、カウンティング不要なので難しそうなテーマに反して遊びやすいのも魅力の一つ。
人気の高さからボードゲームアリーナでも登場しています。
ブレイドロンド
『ブレイドロンド』はポーン氏によって作られたカードゲーム。
ランダムに配られたカードの中から7枚を選び、それを手札にして相手プレイヤーと対戦をします。
マナ制かつ先にライフを0にすれば勝ちという、過去にTCGをやっていたのなら間違いなく楽しめる内容です。
ゲームが進むと自動的にライフが減るようになるため、グダグダした長期戦になりにくいのも魅力の一つ。
本作だけではカードの種類が少ないため、『ブレイドロンド』にハマったならぜひ拡張を購入しましょう。
ファクトリア
『ファクトリア』は赤瀬よぐ氏によって作られた拡大再生産ゲーム。
原版はゲームマーケット2019大阪にて発表され、後にサニーバード社より製品化。製品化に至ったキックスターターでは達成率2500%超えの偉業を成し遂げました。
ゲーム内容はバッティング要素がある拡大再生産で、バッティングしてもしなくてもメリットがあるというのが特徴的。
場に並んだ技術カードによって戦略が変わるのも面白いです。
基本的に同時処理でゲームが進むため、ダウンタイムを感じずサクサクプレイすることができます。
ゲーム終盤になるにつれて加速的に資金が増えていくため、拡大再生産の気持ち良さを味わいたいならオススメ。
ボードゲームFACTORIA -ファクトリア 製品版-トポロメモリー
『トポロメモリー』とはミヤザキユウ氏によって作られたカルタゲーム。
穴とパーツだけで図形を区別する概念「トポロジー」を利用した変則的なカルタをおこないます。
トポロジー的に同じ図形のカードの組み合わせを瞬時に見極め、カードを獲得するのです。
一見、全く異なる図形をトポロジー的に同じと判断するのが難しく、非常に頭の体操になります。
老若男女問わずに楽しめることができ、ダイソー版もあるため気軽にプレイすることができます。
ダイソー版のレビュー↓
セカンドベスト!
『セカンドベスト!』はダイキチ氏によって作られたアブストラクトゲーム。
交互にコマを動かし、勝利条件となる特定の並べ方を目指します。
しかし、一手に対して「セカンドベスト」と宣言されると別の手を打たないといけません。
そのため、お互いに最善手を封じられた状態でゲームが進みます。
常に2手目を考えながらコマを動かす必要があり、この部分が悩ましくも面白い要素です。
運要素なしの戦略ゲームなので好き嫌いは分かれるかと思いますが、ダイソー版もあるため気軽にプレイすることができます。
ダイソー版のレビュー↓
まとめ
以上日本で生まれたボードゲームを9つ紹介しました。
こうやって並べてみると、何度もプレイを重ねたことがあるボドゲばかりだと気付きます。
やはり、同じ日本人として感性が合うのでしょうか。
今回紹介したボドゲ以外にも日本で生まれたものはたくさんあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
それではノシ